通勤通学で必ず通る、まさに駅直結の好立地
阪急石橋阪大前駅に直結の石橋商店街。駅の西口がそのまま商店街なので、西口を出た人は同商店街を通らないとどこへも行けないという、まさに文字通りの「直結」。
上から見るとT字型に三方向に広がっていて、北の方向にのびる「赤い橋通り」、南の方向にのびる「阪大下通り」、正面西方向にのびる「サンロード」の三つの部分で構成されています。東西約500m、南北約250mの長さに、200以上の店舗が軒を連ねています。これは阪急宝塚線沿線では、十三駅前に次いでの規模です。
サンロードは石橋エリアのメインストリートで、毎年何度か歩行者天国のイベントが催されてにぎわいます。赤い橋通りは一番端に箕面川を渡る赤い箕面川橋があるので、また阪大下通りは大阪大学豊中キャンパスへの通学路になっているので、それぞれこの名前が付けられました。毎月18日には「おはこ市」と呼ばれるイベントが開催されます。それぞれのお店が、これぞという十八番(おはこ)の品をあっと驚く低価格で提供する、ということでこの名前が付きました。
ウェブを通した情報発信にも力を入れていて、公式ウェブサイトの他にTwitterアカウントやFacebookページも開設、活発に更新しています。「通勤や通学で毎日必ず通る」という抜群の立地に恵まれて、地元の人々や大阪大学の学生でいつもにぎわっている同商店街。適度な狭さもまた心地よく心休まる空間でもあります。
住所 |
〒563-0032 池田市石橋1 |
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Web |
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SNS |
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インフォメーション
所属店舗
商店街インタビュー
20年ほど前から、大阪大学の学生さんと協力したイベントを行っています。毎日通学路として商店街を通過していくだけでは寂しいなと感じていたところ、私が役員になったタイミングで提案しました。当時は「どうせやるなら面白いことをしたい」という一心でした(笑)。 また毎月18日には「おはこ市」を開催し、各店舗が“これぞうちの十八番(おはこ)”という商品を低価格で提供しています。500円の商品が18円で、1080円の商品が100円で買えたりと、生半可なセールではありません。
時代に取り残されてはいけませんが、良い意味で現在の商店街の姿がずっと続けばいいと思っています。「物を買う」だけでなく、「イベントを楽しむ」「地域の人と交流する」「地域の安心・安全を守る」といった場所・存在であり続けることが、石橋商店街のあるべき姿だと思います。 短期的な目標としては、コロナ禍で取りやめになっていたイベントの再開です。感染対策を講じた上で、できる限り以前に近い形で再開していこうと考えています。
私が子どものころ、今も残る石橋赤壁薬局さんや不二家さんによく遊びに行ったものです。おまけの景品目当てでしたので店主や従業員の方々にとっては迷惑だったかもしれませんが、「商店街の子どもは商店街で面倒をみる」という感じで、思い出に残る時間を過ごすことができました。 私も今は三代目として店主(Bakery&Caféタローパン)をしていますが、自分の少年時代にあったあの風景を残していきたいと思い、うちに遊びに来た子どもたちをかわいがっています。
とにかく面白いと思うことにチャレンジして、結果として商店街・地域が盛り上がればいいと考えています。私個人としては、「楽しく遊ぶために、自分の店の仕事を頑張らなくちゃ」というモチベーションがあったから、ここまでやってこられたという気がします。 買い物でも、グルメでも、イベントでも、何かが一人ひとりにとっての「面白いこと・楽しいことに」つながる取り組みをしていきますので、ぜひ一度遊びに来てください。
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