梅田エリアに隣接する親しみやすい商店街
近松門左衛門作の人形浄瑠璃『曽根崎心中』の舞台になった露天神社。物語のヒロインの名前が「お初」だったことから、お初天神という呼び名が定着しました。
本殿は戦災で焼失しましたが、終戦直後からその境内に飲食店が集まり始め、やがて30軒ほどの「お初天神食堂街」ができました。その後昭和30年(1955年)頃からは低いビルなどが建ち始め、商店街の形が整ってきます。昭和40年(1965年)代に入ると、北側の入り口にあった映画館が大手の演芸ホールになって、同商店街は参拝客とお笑いの観客で栄えました。
昭和28年(1953年)に商店街が発足した際には「すずらん通り」という名称でしたが、昭和38年(1963年)には「曽根崎センター街」に。翌昭和39年(1964年)にはアーケードが完成し、昭和61年(1986年)にこのアーケードの大改修を機に同商店街の名称は「曽根崎お初天神通り商店街」になりました。
最寄りの駅は大阪メトロ東梅田駅。北端は扇町通りから南端の露天神社まで、延長およそ300mの同商店街には約100店舗が営業中です。
もともと食堂街として出発していますので、同商店街は現在も飲食店舗が中心です。昼はランチ、夜はアルコールを提供する店やカラオケなど、リーズナブルに楽しめる親しみやすい商店街として人気を集めています。また、大阪でも中心といえるビジネス街・梅田に隣接するエリアなので、露天神社の参拝客以外にも大勢のビジネスパーソンでにぎわっています。
住所 |
〒530-0057 大阪市北区曾根崎2 |
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インフォメーション
所属店舗
商店街インタビュー
曽根崎お初天神通り商店街は、飲食店が軒を連ねる華やかな場所。「お初天神」の名前で親しまれる「露天神社」は、地車囃子や舞獅子が登場する例大祭(夏祭)をはじめイベントを頻繁に催し、常に賑わってきました。新型コロナウイルスの流行を受け、しばらく人が集まる機会が減っていましたが、現在は少しずつ明るさが戻ってきています。今後も、露天神社のイベントに協力するとともに、アーケードの整備などのメンテナンスにも力を入れ、安心安全な商店街を守っていきます。
令和7年(2025年)に開催される「大阪・関西万国博覧会」。これに備えて、外国人観光客の方はもちろん国内の様々な場所から訪れてくださる方が、曽根崎お初天神通り商店街を思いきり楽しめるよう、発信を強化していきたいですね。令和3年(2021年)にリニューアルした商店街のホームページと、SNSとの連携も図っていきます。広告展開も積極的に行い、曽根崎お初天神通り商店街の魅力をもっと広めていきたいです。
近松門左衛門の人形浄瑠璃『曽根崎心中』の舞台としても有名な、「露天神社(お初天神)」です。物語に登場するお初と徳兵衛の一途な愛にちなんで「恋人の聖地」に登録され、縁結びスポットとしてたくさんの方にお越しいただいています。境内末社には、安産や交通安全の「水天宮金刀比羅宮」、商売繁盛などの「開運稲荷社」もあります。商店街にありながら、厳かな空気に包まれている「露天神社」。気持ちも浄化されますよ。ぜひお参りにいらしてください。
大阪の玄関口とも言われる梅田の中でも、曽根崎お初天神通り商店街は大きな存在感を放っています。「お好み焼 ゆかり」、とん平焼き発祥の店と言われる「本とん平」、ビアホールの「ニューミュンヘン」といった老舗のほか、お寿司や、立ち飲み屋、フレンチバル、焼肉屋まで、いずれも個性派ぞろいです。年齢層を問わず楽しめる、まさに大阪ナンバーワンのグルメ商店街! ぜひ曽根崎お初天神通り商店街で、大阪グルメをご堪能ください。
商店街おすすめスポット
商店街の名前にもなっている「お初天神」です。正式には「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」といって、近松門左衛門の人形浄瑠璃『曽根崎心中』の舞台となった場所としても知られています。現在では恋愛成就を願って国内はもちろん海外からも、多くの若い男女が訪れる恋人の聖地です。良縁を願った絵馬も数多く奉納されていますよ。 一方で、この地域で暮らす私たちにとって「露天神社」は、昔から曽根崎や梅田を守ってくださる総鎮守。まさに商店街の誇りです。
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