「日本一長い商店街」の南端、下町情緒たっぷり

天神橋一丁目商店街

 「天満の天神さん」として親しまれる大阪天満宮。その門前町として発達した歴史を持つのが天神橋筋商店街です。明治初期から多くの店が並び、戦前には既に、現在のような規模の商店街としてにぎわっていたのだとか。天神橋一丁目から七丁目まで、その長さ南北2.6㎞。「日本一長い商店街」として知られています。

 そんな天神橋筋商店街の南端に位置するのが同商店街。最寄り駅は、大阪メトロ南森町駅もしくはJR大阪天満宮駅です。商店街を北まで通り抜けると、大阪天満宮まですぐ。

天神橋一丁目商店街

 学問の神様として信仰される菅原道真公を祭っている同神社には、初詣はもちろんのこと、受験シーズンになると、日本中から受験生が訪れます。
 同商店街には、昔懐かしい食堂や喫茶店などが軒を連ねており、見どころ満載。天神橋六丁目からずっと続いているアーケードは、同商店街の途中でいったん途切れます。その分、歴史を感じる建物の全体像を見ることもできるので、下町情緒を感じながら買い物を楽しむのにうってつけと言えるでしょう。

 同商店街では、イベントにも力を入れています。例えば、同商店街と大阪天満宮が、色鮮やかなキャンドルの灯りに包まれる「天神橋キャンドルナイト」。当日は商店街の照明が全て落とされ、厳かな雰囲気の中で“キャンドルリバー”の幻想的な光景を楽しむことができます。

住所

〒530-0041 大阪市北区天神橋1

Web

https://www.tenjin123.com/

SNS

商店街インタビュー

商店街の取り組みや力を入れていることは何ですか?

毎年12月に行う「天神橋キャンドルナイト」です。これは新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに令和2年(2020年)から始めたもので、商店街の両端や大阪天満宮境内に配置されたキャンドル(キャンドルランタン)が夜間の天神橋エリアを彩ります。特に境内にはたくさんのキャンドルが並べられ、美しい光に包まれてコンサートも楽しめます。商店街活性化のため、多くの人々に来ていただけるよう、継続的に開催していきます。

商店街がこれから取り組んでいきたいことは何ですか?

天一(てんいち:商店街の略称)は商店街の南端なので、天神橋の他の商店街と比べると、どうしてもお客さんが少ないのです。そこで打開策として考えているのが、南にある中之島エリアと相互に人の流れをつくること。中之島は今、おしゃれな店舗が増えてとても魅力的なエリアになっています。その雰囲気をこちらまで連続させて、天一と中之島をセットで歩き回ってもらえるような出店計画やまちづくり計画を現在進めているところです。

お気に入りのスポットや一押しスポット、風景などがあれば教えてください。

アーケードの南端から西へ行くと、天神橋筋に面して大きな鳥居が立っています。これは大阪天満宮の鳥居なのですが、境内から離れていて皆さんご存知ないんですよ。私はこの地に生まれ育って、ずっとその鳥居を身近に感じながら生活してきました。学校へ通うときも、遊びに行くときも、何をするにも毎日鳥居を見ていました。それは今でも変わることがありません。商店街と共に、鳥居は私の心に安心感を与えてくれる存在です。

読者に向けてのメッセージをお願いします。

天一は天神橋の他の商店街よりも人出が少ないと申し上げましたが、一方で落ち着きがあるという側面も持っています。人が多すぎないので落ち着いた感じで、 生活と商業も密着している、ちょっと他エリアとは一線を画した独特な雰囲気があります。「天神橋キャンドルナイト」は、そのような天一の雰囲気にふさわしいイベントだと思っています。今後の活性化も、天一独特のよさを生かして取り組んでいきたいと考えています。

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