おおさか観光・体験・商店街 観光コンテンツ化事業紹介

石橋商店街

石橋商店街が周辺観光施設と連携し、
観光アプリ「Sassy」を使ってスポット紹介

 石橋商店街は、池田市や商店街を観光地として認知度を高めるために、様々な取組みに挑戦しています。
 その1つとして 観光紹介アプリ「Sassy」を使って池田市内や商店街の魅力を紹介しました。具体的には、観光アプリ内のMAPに池田市内や石橋商店街の観光スポットをマッピングし、そのスポットを巡る5つのモデルコースを作成。
 モデルコースは、各スポット間の所要時間を詳細に記載しているので、土地勘のない旅行者でも計画を立てやすく、すでに予定を組んでいる観光客でも、すき間時間を活用して楽しめるように工夫しています。
 作成したコースは、ファミリー向け・カップル向けなど、利用者がイメージしやすいように設定しているので、自分にあったコースが見つけやすくなっています。

地元の学生と連携し、
作成したモデルコースの魅力を動画で紹介

 観光紹介アプリ「Sassy」で紹介したモデルコースを周遊する楽しさを広めるため、石橋商店街周辺の大学に通う学生と一緒に動画を作成。動画には、カップヌードルミュージアムや大阪国際空港、石橋商店街の個性的なお店を楽しそうに観光する学生のいきいきとした姿が映し出されています。
 また、留学生にヒアリングを行いながら、「一般的な観光地ではなく日本人が普段行く場所・店に行きたい」という外国人旅行者のニーズも盛り込みました。この動画は、SNS広告を活用して海外にも発信したところ、視聴回数約5万4千回と現在も伸び続けています。
 この事業以外にも、公募した子どもがはじめてお使いに挑戦する姿を動画撮影してご家族にプレゼントする企画や、商店街周辺の大学に通う学生が若者ならではの視点で商店街の魅力を紹介する企画など、様々な動画を作成。その活動は、YouTube石橋商店街登録数905人(2025.02.20現在)と結果に結びついています。
 ぜひ、一度ご覧ください。
ホームページ
https://youtu.be/7xNvUDFzhr0

池田市内での回遊を促進するため、
地域産品が当たるデジタルラリーを開催

 続いて、参加型事業として作成したモデルコースの周遊促進を目的にデジタルスタンプラリーを開催しました。賞品には、石橋商店街や連携施設の地域産品を用意し、旅行者への参加を促しました。

<実施期間>2024年10月1日~11月23日
<参加方法>観光紹介アプリ「Sassy」をダウンロードし、アプリ内の「石橋商店街特設ページ」より参加
<応募方法>大阪国際空港又はカップヌードルミュージアムで1か所、石橋商店街内で2か所、合計3か所に体験レビューを書き込むと抽選に応募可能
<賞品内容>チキチキ探検隊グッズ、石橋商店街おすすめ商品詰め合わせ、池田ブランド認定品 各10名

 近郊在住の方に加え、観光客にも参加いただくため、大阪国際空港で開催された「空の日」イベント会場内での現地プロモーションなど、他のイベントとも連携してスタンプラリーの広報を行ったところ、大阪府外在住の方にも参加いただけました。また、池田市の広報誌などの地域情報誌にも掲載いただき、告知の協力をいただきました。

周辺観光施設と連携を強化し、
オール池田で石橋商店街への誘客をめざす

 この度、初の試みとして商店街を中心に池田市内を周遊するイベントを連携機関や観光関連企業、行政等と連携し造成した。
しかし、観光紹介アプリやYouTubeから得たデータやスタンプラリーで収集したアンケートなどから、観光客にリーチする難しさや、今後対応していく必要がある課題などが見えてきました。
 また、「池田市のお土産品があるといいかも」、「商店街の詳細なMAPがあると良い」など、スタンプラリー参加者から今後の取組みの参考となる意見をいただいたので、今後の商店街への誘客施策に活かしたいと考えています。

 理事長は「スタンプラリーのアンケートの回答に、『飲食店や物販店など生活に必要なお店がなんでも揃っている商店街』『スタンプラリーをきっかけに新たな商店街が知れて参加してよかった』などがあり、商店街の魅力を知っていただくいいきっかけとなったと感じています。さらに、『住むには良さそう』など、未来につながる感想もありました。人を呼び込む工夫とあわせて、商店街では子どもが朝、パン屋でパンを焼いて食べ、大学生と一緒に夏休みの宿題をする場や、銭湯の掃除体験など、地域に愛される場として発展していくための様々な取組みに挑戦しています。今回の商店街への誘客への取組みについても、しっかり次の展開につなげていきたいと考えています」と話されました。
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