吹田市片山商店街
青い瓦のアーケードが目印！専門店が集う商店街
JR吹田駅の東口北側出口から徒歩2分ほど。府道・大阪高槻京都線の両側に、約150mにわたって並ぶのが吹田市片山商店街です。その目印は、名古屋の瓦職人が手がけたという、全国的にも珍しいコバルトブルーの瓦でできたアーケード。かつてはJR吹田駅からこのアーケードが続いており、電車を乗り降りする人が必ず通る一本道としてにぎわっていました。
商店会の歴史は、第二次世界大戦後に始まったと言われています。布団店、手打ちうどん店など専門店が多く、なかには創業80年、100年といった老舗も。こうした専門家がそろう商店街は、地元の方々に厚い信頼を置かれており、「その道のプロ」による親切かつ丁寧な接客が喜ばれています。
美容院やパティスリーといった新しい専門店も加わり、活気が見える商店会。中心に位置するスーパーとあわせて、暮らしに欠かせないお買い物スポットとして親しまれています。
住所 |
〒564-0082大阪府吹田市片山町3 |
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Web |
商店街インタビュー
商店街の取り組みや力を入れていることは何ですか？
毎年7月・11月の数日間は、全店一斉大売り出しを行っています。お得に良いものが手に入るので、お近くにお住まいの方は、ぜひのぞいてみていただきたいですね。10月には、子どもが仮装して商店街を練り歩く「ハロウィンパーティー」も開催しています。各店の軒先でお菓子を受け取ってもらえますし、仮装が楽しいので、募集するとすぐ定員に達します。気になる方は、商店街の張り紙やホームページをチェックしておいてください。
商店街がこれから取り組んでいきたいことはなんですか？
元々お店だった場所を商店街のみんなでDIYして、新事務所をつくりました。これからコミュニティスペースとして活用していければと話し合っていて、すでに自治会の会合や大学のゼミで使っていただいています。15～20人くらいは入れる広さですので、習い事の教室やイベント、会議など、一般の方にも幅広くご利用いただきたいですね。商店街各店舗には、三世代にわたるファンや、遠方から来られるお客様もいます。これからも丁寧に接客をしていければと考えています。
お気に入りのスポットや一押しスポット、風景などがあれば教えてください。
「うどん 司」は手打ちの麺にコシがあり、温かいうどんも冷たいうどんも絶品。いつも行列ができています。2023年９月にオープンした「トルタイシーオ吹田店 タルト工房」というタルト専門店のタルトも、フルーツがたっぷり乗ってお値打ち価格なのでおすすめですよ。さらに手前味噌ですが、私の経営している「浦部ふとん店」も、今では少なくなった仕立て直しができる布団店としてお客様に喜んでいただいています。
読者に向けてのメッセージをお願いします。
JR吹田駅東側は高層マンションと昔ながらの住宅街が広がる人口の多いエリアです。近年では大学もできて、若者の往来も増えました。私たち商店街も活気をたやさず、皆様の生活を支えていけるようにがんばっています。店主はそれぞれの分野で経験を積んだ目利きなうえ、気さくで話しやすい人ばかりです。遠方からお越しの方や、はじめて商店街を訪ねる方も、どうぞ気軽に立ち寄って話しかけてくださいね。
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