「せんびる」の愛称で親しまれる全長1000mの商業ビル
船場センタービルは、大阪メトロ本町駅・堺筋本町駅から直結と、アクセス抜群で雨の日も安心の地下2階、地上4階建ての商業ビルです。建物は東側から1号館、2号館と10号館まで続きます。
堺筋本町駅6・7番出口から近い1~3号館には卸・小売のさまざまな専門店が並び、衣料品、雑貨、アクセサリー、輸入家具、輸入食品などのブランド品・インポートグッズであふれます。4号館~10号館には、大阪繊維問屋がずらりと並びます。目利きのバイヤーが集めた安くて良い品が揃い、小売をする店舗もあります。掘り出し物も盛りだくさんで、「繊維のメッカ」とも呼ばれています。
1~3号館地下2階には、飲食店街「ジョイ船場50」、4号館地下2階の「旨いもんストリート」、9号館地下2階、10号館の地下1・2階にはレストラン、居酒屋、お好み焼き店をはじめとする多様なジャンルの飲食店が揃っています。
船場センタービルでは、東西約1000mのあいだに約800店舗が軒を連ねます。1フロアずつ巡るのも楽しいものですが、時間がないとき、お目当ての店舗があるときには各号館にあるタッチパネル式の「あんない君」が便利です。店舗名や業種から、お店の位置を検索することができます。
店舗検索はホームページでもできますので、事前に確認しておくのも良いでしょう。駐車場(有料)、駐輪場(90分無料)がありますので、車や自転車でも気軽に訪れることができます。
住所 |
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2 |
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Web |
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SNS |
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インフォメーション
所属店舗
商店街インタビュー
当商店街は卸と小売り、さらに事務所なども混在する街です。商売をされている方以外の一般のお客様にもフレンドリーな商店街として知っていただくために、新しく「せんびる」という愛称をつけました。また、イベントにも力を入れています。毎年2回、11月には「せんびるフェスタ」、3月に「せんびる大創業祭」を行っています。あわせて、小売りに力を入れる方向で、50周年を機に今年からは日曜日も開館する試みを始めました。
コロナ禍の後を見据えて、インバウンドをどう誘致していくかということをやはり考えます。当商店街は昭和45年(1970年)、まさに前回の万博と時を同じくして誕生しました。上に高速道路、下に地下鉄が走る未来都市ですね。そして次の大阪・関西万博では、会場から大阪メトロ中央線1本で来られる立地です。世界から大勢のお客さんが来られるでしょうから、それに向けて商店街の魅力を発信していくことに力を入れたいと思います。
3号館と4号館の地下通路に「ミューラルパーク」というスペースを設けました。大阪メトロの堺筋線をくぐるための連絡通路で、以前は殺風景な場所でしたが、若手のアーティストさんの力を借りてお洒落で楽しいスペースに生まれ変わりました。椅子とテーブルもあり、ちょっとおしゃべりもできる空間です。写真映えもしますので、ぜひ一度お立ち寄りください。
近ごろ船場は若い人に知名度が低く「ふなば」と呼ばれたりもしますが、古くから大阪の商業の中心地として栄えた場所です。船場センタービルは1号館から10号館まで、端から端まで1000メートルほどもあって、お買い物もできます、おいしいものもあります、そしてバラエティに富んだ店が並びます。駅から直結で雨にも濡れない、1日遊べる楽しい街です。ふと気がつくと一万歩以上歩いています。ぜひ一度お越しください。
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