かつての藤の名所にある駅近アーケード街
阪神本線野田駅前とJR大阪環状線野田駅前をつなぐ通りにある野田新橋筋商店街。都心の表通りから少しそれた細い通りの入り口に「新橋筋」の看板が掛かり、これをくぐると長さ370mにわたってアーケードが続きます。
暮らしに関わるさまざまな店が軒を連ね、その数はおよそ100。歴史を感じさせる店もあれば新しい感覚の店もあります。うなぎやかまぼこの名物店などもあります。買い物客らでにぎわいが絶えません。
同商店街では、年末年始の大売り出しやポイントカード「のだふじカード」の発行など催し物や顧客サービスに力を入れています。ユニークな取り組みの一つが「百縁笑店街」。年に数回、各店が趣向を凝らした100円の商品をそろえます。このほか、7月の「夜市」では屋台やゲームなどの夜店が出店、10月の「ハロウィン」では子どもたちによる仮装パレードが繰り広げられます。
地域を盛り立てることにも協力しています。野田がかつて藤の名所だったことにちなんで4月に開催されている地元、福島区の行事「のだふじまつり」。
商店街では、愛好家が育てた藤の鉢植えを展示したり、年代物の鉢植えを眺めながらお茶やお菓子を楽しめる茶席を設けたりしています。
住所 |
〒553-0006 大阪市福島区吉野2丁目 |
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SNS |
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インフォメーション
所属店舗
商店街インタビュー
お客様に楽しんでいただけるイベントに力を入れています。今年(令和4年)、3年ぶりに実施した夏の「夜市」では、輪投げやヨーヨー釣り、射的などのゲームをはじめ、かき氷、イカ焼き、ラムネといった夜店グルメを楽しんでいただきました。1300個の景品がなくなるほど多くの方にお越しいただき、嬉しかったですね。恒例イベントとしては12月の「100縁笑店街&ポッキリ市」も。各店が趣向を凝らした100円や500円のワンコイン商品を提供し、商店街のにぎわいに一役買っています。
14人の理事が月に1~3回程度集まり、情報交換や企画の準備を進めています。お得にお買い物ができる企画や季節のイベントなど、これからも商店街が一体となって、サービスの向上をめざします。Instagramなどを活用して積極的に情報を発信していきたいですね。 商店街のポイントカード「のだふじカード」も好評です。ポイントを貯めると商店街で利用できる金券に換えられるので、「せっかくなら野田新橋筋商店街へ行こう」というお買い物のきっかけになるよう、もっとこの存在を広めていきます。
地元の自慢といえば、なんといっても野田の藤です。紫色の美しい花は、商店街の装飾や「のだふじカード」のデザインにも採用。まさに商店街のシンボル的存在と言えるでしょう。 野田新橋筋商店街の魅力は、欲しいものが何でも揃う使い勝手の良さだと思います。中央市場にも近く新鮮な食材がたくさん入ります。老舗から新しいお店までたくさんのお店がありますので、見て歩くだけでワクワクと楽しんでいただけるのではないでしょうか。
梅田エリアからも近く、周辺には若い世代に人気の地獄谷というレトロな飲食店街もあるので、お出かけがてらぜひ商店街にいらしてください。マンションの建設で住民も増え、街の活気はさらに増しています。 私の店は親の代から80年もの間、商店街の変化を見守ってきましたが、時代は変わっても、昔ながらの心あたたかな“人情味あふれる商店街の雰囲気”は、今も変わりまません。みなさまのお越しを心からお待ちしています。
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