ヤカーリング世界大会を開催

三津屋商店街

 阪急線神崎川駅前にある三津屋商店街は、やかんをカーリングのストーンに見立てたヤカーリング世界大会の開催で知名度を上げました。住宅や中小の工場が混在する地域にあり、下町の雰囲気を残す、地域住民にとって身近な商店街です。長さ550mのアーケードの通りに約60の店があります。

 環境整備では、平成15年(2003年)にアーケードをリニューアル、翌平成16年(2004年)には通りがカラー舗装化されました。 「幸せ福らむ商店街」のキャッチフレーズの下、さまざまな取り組みを展開しています。

三津屋商店街

 「みつや」=「328」の語呂合わせで3月28日を「みつやの日」としました。毎年、抽選会や子ども向けの催しを行っています。8月の「みつやどんたく」は、地域住民が空き店舗を使って綿菓子などを売る参加型の催しです。

 ヤカーリングは、2006年のトリノ冬季オリンピックでの日本のカーリングチームの活躍を見た商店街の人たちが考案しました。
底にキャスターを付けセメントを詰めたやかんを滑らせて、的を狙う競技です。「みつやの日」と「どんたく」に合わせ年2回、大会を開いています。この催しから、やかんをイメージしたキャラクター「みつかもん」も誕生しました。

 商店街の一角には、空き店舗を利用した交流施設「みつや交流亭」があり、1階をオープンスペースとして開放しています。

住所

〒532-0032 大阪市淀川区三津屋北1

Web

http://www.mitsuya.ne.jp/

SNS

インフォメーション

イベント
2024年07月11日
7/26(金)〜27(土)「第47回 みつやどんたく」
イベント
2024年06月26日
7/7(日)〜7/15(月・祝)「三津屋謎解きラリー」
イベント
2023年10月26日
11/5(日)「ヤカーリングでぽん&三津屋音楽祭」
イベント
2023年08月08日
8/18(金)〜20(日)「みつやどんたく」
イベント
2023年07月27日
7/30(日)〜8/19(土)「三津屋謎解きラリー」
イベント
2022年07月01日
8/19(金)~8/20(土)「第45回 みつやどんたく」

所属店舗

都そば
UNCONSCIOUS
大黒堂モンオール
鶴橋粉舗 てこや神崎川駅前店
サンキューみつや薬店

商店街インタビュー

商店街の取り組みや
力を入れていることは何ですか?

毎年3月28日のイベント「みつやの日」、当商店街で生まれた競技「ヤカーリング」の大会など、各種実施しています。8月には、子どもたちがおみこしをかつぐ「みつやどんたく」は、50年近い歴史を持つ夏祭りが開催されます。「七福神ナンバーズ」というナンバーくじや謎解きをはじめ、子どもに喜んでもらえる企画を考え、みんなで盛り上がれるよう工夫しています。令和4年(2022年)はブースを設けて国内の水害やウクライナ復興への義援金活動も行う予定です。

商店街がこれから
取り組んでいきたいことは何ですか?

1軒でも多くのお店がオープンすることです。昭和40年代から50年代頃のピーク時は約150店舗ありましたが、現在は90店舗ほどまでに減っています。商店街を今後もずっと維持していくのは非常に厳しい時代になっていますが、それでも1軒1軒、少しずつですが入ってくれる店舗があります。「ヤカーリング」の効果でプレイヤーやファンもじわじわと増えてきました。これからも「ヤカーリング」と共に活性化をめざしていきます。

お気に入りのスポット
や一押しスポット、風景などがあれば教えてください。

私は子どもの頃からここで育ってきたので、この商店街そのものがお気に入りスポットであり、一押しの場所です。かつて商店街がピークのにぎわいを見せていた頃、周囲には四つの市場があり、当商店街と合わせて一つの巨大な商業ゾーンを形成していました。商店街の店舗もバラエティに富んでおり、駄菓子店やおもちゃ店、書店などたくさんあって、子ども時代の私の記憶に焼き付いています。商店街はいつの時代も心踊る場所ですね。

読者に向けてのメッセージをお願いします。

商店街に来て、お買い物はもちろんですがぜひ「ヤカーリング」をプレイしてみてほしいです。カーリングに着想を得、やかんをストーンに見立ててチームで戦う競技ですが、平成18年(2006年)に最初の大会を開催して以来、「ヤカーリング」はすっかり当商店街の名物になりました。これが大当たりしたおかげで商店街の認知度が上がり、大会も注目されるようになりました。実際に見て、やってみるときっと面白さがわかると思います。

商店街おすすめスポット

三津屋商店街の近隣などで、オススメのスポットはありますか?

光専寺さんがある周辺の土地には、かつて三津屋城という南北朝時代のお城がありました。城を築いたのは、大阪各地にゆかりの地を持つ楠木正成の長男・楠木正行。そこから時代はくだり、子孫・末広治郎左衛門によって、城は寺院に改築されたそうです。現在は遺構さえ残っていない三津屋城ですが、光専寺さんの門前にある史跡パネルも頼りに、南北朝時代や改築がなされた戦国時代に思いをはせられる、貴重な観光スポットです。

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