古着リサイクルイベントなど、独自の取り組みで活性化
南海本線北助松駅の駅前から東へ、まっすぐ約600m続く北助松商店街。アーケードはなく、車の行き交う道路の両側に商店が並びます。交通量も人通りも多く、活気のある商店街です。
北助松商店街の東側には、URの大規模な住宅があります。通勤や通学に欠かせない道路、つまり同商店街は駅への動線として、住民と共に発展してきたともいえます。「スマイルロードきたすけ」の愛称で、地域に親しまれています。
また、毎年10月には秋祭りが行われ、だんじりのやり回しで多くの人でにぎわいます。
同商店街の取り組みとして、古着リサイクル「フクチェン」というイベントが定期的に開催されます。これは不要な古着を持ち込むと、重さに応じて同商店街で使えるクーポン券と交換してくれるというもので、商店街や地域の活性化と共に、資源のリサイクルにも貢献する、時代に即したエコな活動といえます。
また毎年歳末には、1年間の感謝を込めた恒例の売り出しをして地域に還元するなど、地元に根付いた商店街です。
住所 |
〒595-0006 泉大津市東助松町1 |
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インフォメーション
商店街インタビュー
北助松商店街では、世代を問わずに楽しめるイベントをほぼ毎月のように実施しています。古着リサイクル「フクチェン」(毎年3回実施)や「わいわい祭」(毎秋ごろ実施)といった恒例イベントのほか、令和4年(2022年)8月には「子ども祭」を行いました。どのイベントもとても好評で、地域に古くからお住いの方だけでなく若い世代のご家族にも、実施のたびに「次の開催はいつ?」と言っていただけるほど喜んでいただいています。
これからも地元住民の皆様と商店街とがつながっていけるようなイベントをはじめとした取り組みを積極的に行い、いつまでも北助松商店街でのお買い物を楽しんでいただけるようにしたいと考えています。当商店街の強みは、店主の年齢層の若さ。40代~50代の店主が多いため、イベント立案では、子育て世代からシニア層の心に届くような幅広いアイデアを持ち寄っています。多くのお客様に喜ばれ、地域発展につながるようなイベントを定期的に行っていきたいですね。
私自身が北助松商店街の一画で生まれ育ったため、古くから顔馴染みのお店がいろいろ。その中からどこか一つを挙げるとするなら、鶏精肉店の「かしわ マルナカ」です。子どものころから鶏肉といえばこちらのお店で購入しており、子どもを持ったいまでも我が家の食卓には同店の人気商品「若とりのから揚げ」や名物の「つくね」が並びます。もはや欠かせない存在ですね。どのお惣菜も美味しく、すべてを店内で精肉・加工されているため安心感もあります。
北助松商店街は、南海本線「北助松」駅の改札を出てすぐ。商店街の中央を車道が通っていることもあり、電車や車でもお立ち寄りいただきやすい立地です。地元のお客様はもちろん、遠方からお買い物に来られる方もいらっしゃるほど人気のお店もあります。イベント情報はFacebookやInstagramでも発信していますので、ぜひ遊びに来てください。これからも地元の皆さんと共に北助松地域を盛り上げていきたいと思っています。
商店街おすすめスポット
南海電鉄北助松駅の目の前にある「助松神社」です。鶏たちが境内を自由に歩き回っていて、「町なかの神社で、放し飼いの鶏とは珍しい」と、遠く滋賀や徳島などから訪れる参拝者の方もいらっしゃるとのこと。神社があるこの助松は、古くから交通の要衝として栄え、江戸時代には参勤交代で街道を行く紀州のお殿様のための休憩所(田中本陣)も置かれていました。助松の人々の暮らしを約1200年間見守り続けてきた、由緒ある神社です。
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