世界遺産、百舌鳥・古市古墳群にある商店街
近鉄南大阪線藤井寺駅前から、北へ延びているのが藤井寺駅前北商店街です。昭和レトロな雰囲気にあふれたアーケード商店街で、延長はおよそ100m。
もともと古くからの街道沿いに店が集まってできた商店街ですが、駅前に藤井寺球場があった頃には大いに栄え、発展しました。
同商店街の南の端は近鉄の踏切で終わっていますが、その先、南には藤井寺一番街商店街があります。
周囲は「百舌鳥・古市古墳群」として令和元年(2019年)に世界遺産に登録されたエリアで、多くの史跡や古墳が点在します。
住所 |
〒583-0000 藤井寺市岡 |
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SNS |
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インフォメーション
商店街インタビュー
寺社仏閣に恵まれた商店街で、七夕や夜店、夏祭、秋祭など季節行事を大切にしています。8月の最終土曜は夜店を開催。青年団が模擬店を出店し、子どもを連れたファミリー層が集い大変な賑わいとなります。ビンゴ大会では豪華賞品を用意するなど、誰もが楽しめる内容を代々企画してきました。 こうした行事に取り組む団結力はもちろん、商店街で行きかう人同士が自然に挨拶を交わす礼儀や人情味もあふれる商店街です。
嬉しいことに商店街の若手が育っているので、電子決済やデジタル化のセミナーなど積極的に関わってもらっています。我々の世代はまだまだ現金ですが、時代に合わせた取り組みを行っています。 商店街のお店の子どもたちとは、お祭りや子ども会などを通して幼少の頃からよく知った間柄。「商店街のことで分からないことがあったら、何でも聞いてや」と気軽に声をかけられる点も、良いところだと思っています。 「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に登録されてからは、リュックサックを背負って、古墳をめざす方が増えました。古墳見学などでお越しの際には、藤井寺駅前北商店街をご利用ください。
「だんじり祭」という、子どもたちが一番楽しみにしている伝統のお祭りがあります。地車(じぐるま)、あるいは檀尻(だんじり)と呼ばれる山車を綱で引くのですが、小さな子が奉納太鼓を一生懸命に叩く様子や、綱をしっかり持って走る様子から、「あの子はどこのお孫さんや?」「もうあんなに大きくなったのか」といった会話も。子ども会・青年会・同志会という縦の繋がり、祭りを通して深まる横の繋がり。そんな温かみのある商店街です。
この地域には寺社仏閣を大切にする人々の気持ちがあり、そんな人々の暮らしの中心に商店街があります。ですから地域のお祭りは、昔ながらの地区だけでなく、新興住宅地やマンションの自治会も参加しやすいようになっています。 子どもたちとは「おじさん、どっちが美味しい?」「おじさんはこっちかな」。お年寄りとは、あそこが痛い、どこが痛いといったふうに他愛のない話を。会話も楽しみながら、買い物ができる商店街です。 古墳が世界遺産に登録されたことで、古墳見学のお客様が商店街にも増えました。お気軽に藤井寺駅前北商店街に遊びにきてください。
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