藤井寺駅前北商店街 自慢「御菓子司 朝日堂琮源」
昭和39年(1964年)創業の御菓子司 朝日堂琮源。50周年の節目を機に、藤井寺駅前北商店街に移転してきました。創業当時のラインナップはほぼそのまま、2代目に受け継がれています。そうした伝統の商品に加え、いちごみるく大福といった新商品も積極的に開発。現代の嗜好に合わせて甘さを控えめにするなど、日々工夫を凝らしている点が変わらない人気の秘密なのでしょう。
魅力的な和菓子の中でも一番の人気は古墳をかたどった「小室山」。続いて「いちごみるく大福」と、もちもち食感の古墳型「ういろ」が3大人気商品です。
喫茶室も併設している朝日堂琮源。グループ客よりも、お買い物帰りのお客様が和菓子とお茶でほっこり一息つきにいらっしゃるケースが多いといいます。商店街の中の憩いの場所です。そんなほっこりタイムに欠かせないお茶は、実は商店街で仕入れているもの。移転の際に喫茶室用の飲み物を吟味しているタイミングで出会ったお茶と和菓子との相性が抜群で、それ以来ご近所さんから仕入れているそうです。「商店街とは、いつも持ちつ持たれつの関係。とてもお世話になっています」と、二代目 門畑 朋子さんは、朗らかな笑顔を浮かべるのでした。