阪急茨木市駅の目の前で、人々がにぎやかに行き交うおしゃれな商店街
阪急茨木市駅は多くの乗降客でにぎわいます。そんな駅の北改札口から出て、バスやタクシー乗り場のある広場の向こうに見えるのが、商店街の出入り口である「阪急東中央」の看板です。
200mほどの商店街の車道や歩道にはレンガ型のブロックが敷かれ、おしゃれな雰囲気を醸し出しています。駅から近いこともあってか、多くの歩行者や自転車が絶え間なく行き交い、活気があります。
「この商店街ができたのは、50年ほど前だと聞いています。大手の総合型スーパーマーケットが開店して、阪急茨木市駅からそのスーパーへ向かう人の流れから、商店街ができあがっていったそうです」と語るのは、阪急茨木東中央商店街の寒川雄一郎会長。
最盛期は大型スーパーが2店舗、ほかにも複数の家電量販店が出店し、近隣だけでなく遠方からマイカーで訪れる人々で商店街はおおいににぎわいました。
現在では商店街に加盟する15店舗ほどが元気に営業を続けています。
個人店よりも全国規模のチェーン店が多く、テイクアウトができる飲食店や日用雑貨などの生活に欠かせない品物、携帯ショップといったサービスを扱うお店が多いことも特徴です。地域の生活を支える役割を担う商店街です。
住所 |
茨木市双葉町3 |
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Web |
商店街インタビュー
阪急茨木東中央商店街は、茨木市商業団体連合会と一緒にイベントを開催しています。 例えば歳末大売り出し。販促活動をしながら、商店街を知ってもらうためのアピールにも努めています。自転車整備も定期的に行っていますね。駅周辺は坂が少なく平坦で、自転車で来られるお客さんが多いんです。自転車をうっかり撤去されることなく、快適にお買い物などをしていただけるように力を入れて取り組んでいます。
新しいお店と、商店街への加盟を増やすことに力を入れていきたいと思っています。大手のチェーン店も多く、自分の力で店を盛り立てていきたいと希望なさっているお店も多いのですが、街全体が「面」となって盛り上がっていくためにも、商店街への加盟で手に入ることを粘り強く伝えていきたいですね。
阪急茨木市駅からも見える、駅近でおしゃれな商店街です。50年ほど前に商店街ができた頃、通りには当時とても珍しかったレンガ型のブロックが敷き詰められ、人々に先進的でおしゃれな通りだという印象を与えました。今でもその雰囲気が残っています。ご期待いただきたいのはクリスマスです。2024年までは商店街独自のイルミネーションで街を彩っていましたが、今年は茨木市の「いばらきイルミフェスタ灯」の協力のもと、さらに華やかな演出ができたらと思っています。
約200mと、決して大きくはない規模の商店街ですが、端から端までの見通しが良く、その間に皆さんがよくご存じの大手牛丼店やドーナツ店などのチェーン店が並んでいます。働く人の顔がほどよく見えるちょうどいい距離感です。気取らない、あたたかみのある商店街で、ゆっくりお過ごしください。
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