天保山商店会・体験「海遊館」
大阪ベイエリアの人気観光スポット、海遊館。国内外からの観光客や遠足で来た子どもたちで、毎日のように賑わっています。
大阪メトロ大阪港駅から海側へ5分ほど歩くと、ガラスの屋根に、赤・青・透明のコントラストが印象的な外壁の建物が。青の外壁には海の生き物が描かれ、気分が盛り上がります。
改札を通って階段を上ると、ジンベエザメの模型がお出迎え。ここで記念写真をパシャリ!
海遊館は、「地球とそこに生きるものは、互いに作用しあう、ひとつの生命体」という考えから、生き物が暮らす環境そのものを館内に再現する「環境展示」という形を取っています。展示は回廊式で、歩きながら海の生き物と出会えるスタイル。
トンネル型水槽「アクアゲート」を抜けると、いよいよ世界の海へ旅立ち。「日本の森」「パナマ湾」「南極大陸」「チリの岩礁地帯」などの水槽が続き、中心には「太平洋」水槽があります。
まずは「日本の森」。木々や岩の間を川が流れ、水辺では、コツメカワウソたちが自由に遊びまわっています。オシドリや、アマゴ、サワガニも発見できました。
次の「アリューシャン列島」では、エトピリカという黄色いクチバシを持つ海鳥と出会いました。
「モンタレー湾」にいたのが、カリフォルニアアシカとゴマフアザラシ。ガラス越しに「遊んで」とアピールするカリフォルニアアシカに、胸がキュンと高鳴ります。
「パナマ湾」では、つぶらな瞳のアカハナグマとご対面。
さらに歩いて「南極大陸」へ。ペンギンたちがよちよちと歩く姿に癒されます。よ~く探してみると、2023年に生まれたオウサマペンギンのヒナに出会えるかも。
「タスマン海」をゆうゆうと泳ぐのがカマイルカ。小型のイルカで、スマートに泳ぐ姿はスタイリッシュです。
そして一番大きな水槽「太平洋」へ。ここには、さまざまな種類のサメやエイをはじめとする生き物が泳いでいますが、一番大きいのがジンベエザメです。メスの「遊(ゆう)」とオスの「海(かい)」がおり、2匹がゆったり泳ぐ姿は壮観です。
ジンベエザメと一緒にひらりと泳ぐのは、頭ビレが特徴的なイトマキエイ。世界でも海遊館だけで見れるレアな生き物です。
ちなみに、「ジンベエバックヤード」(別途料金)に申し込むと、ジンベエザメをはじめ「太平洋」を泳ぐ生き物たちを水槽の上から見ることができます。
「太平洋」水槽は6Fから4Fまでを貫くような形になっています。上階では活発に泳ぐ生き物、下の階では水底でじっとしている生き物など、さまざまな表情や姿が見られるのも海遊館ならでは。
「チリの岩礁地帯」で見られる、イワシの大群がキラキラ渦巻く様子も、とても幻想的です。
さらに、企画展示室「ぎゅぎゅっとキュート」では、カクレクマノミやチンアナゴにも出会えます。そのほか、「海月銀河」は浮遊するクラゲがいる不思議空間、「北極圏」ではひらひら泳ぐクリオネもスタンバイ。
最後はオフィシャルショップへ。ここだけの限定商品もあり、お土産にぴったり。飼育員が監修したジンベエザメのぬいぐるみはエラの内部や口の中まで詳細に再現されていて、熱いジンベエザメ愛を感じました。
館内をゆっくり回ると2時間はあっという間。連日人気なので、WEBでの予約がおすすめです。たくさんの生き物たちと出会いに、訪れてみてください。
<詳細情報>
入場料:大人 (高校生・16歳以上)2,700円、こども(小・中学生) 1,400円、幼児(3歳以上) 700円
※ 時期により変動します
ジンベエバックヤードチケット:1500円(小学生以上)、ジンベエバックヤード(お食事タイム)チケット:2,500円(小学生以上)