森小路京かい道・こだわり店「博多もつ鍋 はがくれ」
2022年12月に森小路商店街で開店した「博多もつ鍋 はがくれ」は、福岡のラーメン店で10年間修業した店主、水田蓮さんのこだわりがたっぷり詰まったお店です。
ランチメニューは、人気の「野菜もつラーメン」をはじめ、約4種類のラーメンに餃子やライスなど。夜はなんと、ラーメンスープを使った自慢のもつ鍋を提供。こちらは1人前から注文できます。
もつ鍋の味は3種類。鶏がらスープを使ったラーメンスープをベースに、焦がしニンニクで作る特製黒マー油をたらした醤油味、あっさりレモンの酸味を効かせた塩味、ピリッと辛みの効いた赤辛の味噌味を用意しています。
鍋のシメは、製麺屋さんで作ってもらう特注の麺。最後まで鍋を楽しめるようにと、鍋で煮込んでもコシが残る麺に仕上げてもらっていると言います。
「お出しするメニューはすべて、自分が『あったらいいな』と思うものです」と、水田さん。そのためもつ鍋も、「食べたい」と思い立ったら一人でもすぐに食べられるよう、1人前から用意しています。特徴的な「ラーメンスープのもつ鍋」も、10年間ラーメンと向き合ってきた水田さんだからこそ生み出せた、「こういうもつ鍋があったらいいな」という自信の味です。
豚角煮や自家製餃子、炙りチャーシューといったサイドメニューも、すべて水田さんが「これは外せない、ぜひ味わって」と考えるものばかり。もちろん、美味しさも折り紙付きです。
毎日、朝から仕込みに余念のない水田さん。全て1人で行います。
「1人で作業しているとさみしくなるので、ランチを始めました。お客様と話しながらの作業ははかどりますし、おかげで楽しくやれています」という茶目っ気ものぞかせてくれました。
大阪生まれで15歳から博多で修行し、「独立するなら大阪で」と10年ぶりに戻ってきた水田さんの味と人柄が、店を訪れるお客様のお腹と心を満たしています。