2025年8月9日(土)、大阪・関西万博の会場内で開催されたペルーナショナルデーに、出来島商店会が正式な参画機会を得ました。午前中の式典冒頭では、「出来島商店会の多文化共生の歩み」をテーマとした映像が上映され、地域で積み重ねられてきた活動と、国籍を越えて築かれてきた協力関係が紹介されました。

映像は、盆踊りや「きら☆きらフェスティバル」に代表される様々なイベントを通じた交流の積み重ね、万博国際交流プログラム登録へ至る経緯を丁寧に描き、会場内には深い共感と称賛の拍手が響きました。続く式典では、ペルー共和国大統領、国際博覧会担当大臣による挨拶が行われ、両国の文化交流の重要性と未来への期待が語られました。

式典後にはペルー人アーティストによる音楽、ダンサーのパフォーマンスが披露され、情熱的な表現と迫力ある演出に観客の熱気は最高潮へ。さらに、西淀川区で採れたハチミツがペルー大統領へ贈呈され、地域の想いを象徴する贈り物として注目を集めました。その後の文化パフォーマンスには、西淀川区在住のダンサーも出演し、地域から世界舞台へと広がる新たな可能性を示しました。

出来島商店会会長の岩本育也さんは、「万博関連事業での在日ペルー大使館訪問などを通し、活動を広く知っていただく機会を得られ光栄です。出来島にはペルーをはじめ多国籍オーナーによる魅力的な店が多数あります。我々が先駆けとなり、多文化共生社会の輪をさらに広げていきたい」と力強く展望を語ってくれました。

地域の挑戦は、国境を越えた連帯として確かな形を帯び始めています。万博を契機に築かれた新たな絆が、今後どのような未来を描いていくのか大きな期待が寄せられています。