今を生きる若者が文化を発信し続ける街
大阪メトロ心斎橋駅・四ツ橋駅から200mほどの位置にある、大阪市中央区の西心斎橋エリアが通称「アメリカ村」です。衣料品店、レコード店、ライブハウス、飲食店など約2,500店舗が揃い、平日・週末を問わず若者を中心とした買い物客、全国からの観光客でにぎわっています。
かつては倉庫と駐車場の多い静かな街でしたが、昭和44年(1969年)ごろから新進気鋭のクリエイターが活動・出店を開始すると、それに引き寄せられるように最先端の文化を求めて若者が集まり始めました。
こうして当時はまだ珍しかった海外の中古レコード、古着のジーンズやTシャツ、サーフボードなどがフリーマーケット形式で売られるようになったのが、アメリカ村の原点です。
オリジナルデザインの人型街路灯、ミナミ出身のアーティストが描いた壁画、アメリカ村のシンボル三角公園など、店舗や商品だけでなく、街並みからも文化やそこに込められたメッセージが伝わってきます。
平成に入ってからは大型店舗、有名アパレルショップの出店も進みました。古着から最先端のファッションアイテムまで販売され、音楽、アート、映画などを含めた若者の総合的な文化を発信する街となっています。
商店主には、かつてここで青春時代を過ごした人も多く、アメリカ村の文化を残したい、盛り上げていきたいという想いが街全体にあふれています。お店を訪れた際には、そういった話をきいてみるのはいかがでしょうか。
住所 |
〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋 |
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