御迎人形が華やかに迎える、大阪天満宮とともに歩む商店街
大阪市北区にあり、南から北に約2.6kmの長さを誇る天神橋筋商店街。「天満の天神さん」と親しまれる大阪天満宮の表参道として、明治から大正、昭和、平成、令和と、景色を変えつつも常ににぎわいを見せてきました。
天神橋二丁目商店街はこの商店街の南側。大阪メトロ南森町駅、JR大阪天満宮駅が最寄り駅で、大阪天満宮の表門筋から、北に向かい国道1号線を越えた一つ目の筋までが商店街のエリアとなります。
大阪天満宮は天神橋二丁目にあるため、天神橋二丁目商店街はまさにそのお膝元。アーケード内には、老舗の喫茶店や昆布屋、コロッケ屋、大阪名物を集めたお土産店のほか、さまざまな種類の飲食店が軒を連ねています。
印象に残るのが、アーケード入口に飾られた色鮮やかな御迎人形のレプリカです。御迎人形は、大阪天満宮の天神祭にまつわるもの。天神橋二丁目商店街は、中央付近で国道一号線が横断しているため、国道に面する北側と南側それぞれにアーケードの入り口がありますが、どちらにも御迎人形があしらわれています。
天神祭は、毎年7月24日・25日に開催。1000年以上の歴史がある日本三大祭りの一つで、天神橋二丁目商店街も、ほかの商店街と連携してこの一大イベントを支えています。大阪天満宮とともに歩んできた商店街だといえるでしょう。
住所 |
〒540-0041 大阪市北区天神橋2 |
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Web |
インフォメーション
商店街インタビュー
天神橋三丁目商店街と連合を組み、大阪天満宮の行事・イベントをさまざまな形で支えています。一番大きいのが天神祭ですね。2024年は7月23日の天神祭の宵宵宮の日に、天神橋六丁目方面からやってくるギャルみこしの御旅所(おたびしょ)を商店街のなかに作らせていただきました。また、7月7日の星合七夕祭りでは、連合で天神天満花娘を選出。境内では出店も行いました。8月の天満天神阿波おどり、3月の伊賀上野NINJAフェスタなどにも協力しています。
天神橋筋二丁目商店街だけではなく、天神橋筋商店街全体とその界隈、いわゆる「天満」地域を楽しんでもらえるイベントを行いたいです。商店街を軸として展開するスタンプラリーやモデルコースづくりが実現できるといいですね。現在、日本全国からの観光客のほか、インバウンドの方も増え続けています。天満特有の雰囲気を味わいながら、大阪天満宮に参拝し、その後商店街のお店を訪ねてもらえるような工夫をしていきたいです。
大阪天満宮に近い南側エリアのアーケード内にある、大きな赤い提灯です。「大阪天満宮参詣道」と書かれているので、大阪天満宮への参拝記念に、提灯の下での撮影はいかがでしょう。 またこのエリアから南に進んで天神橋一丁目商店街を抜け、さらに行くと天神橋が現れます。その下には大川がゆったり流れていて、ウォーキングやランニングにもぴったりです。特に春は桜が咲いて絶景ですよ。川沿いを西側に進むと中之島公園、東側へ進むと大阪城があります。
天神橋二丁目商店街は、大阪天満宮直結といっても過言ではないほど密接しています。参拝後にはぜひ、商店街を通ってお帰りいただきたいですね。いろいろなお店がありますし、飲食店の種類が豊富なので、お食事も存分に楽しめるはず。また、春には近くにある造幣局で桜の通り抜けが行われます。通り抜けの出口である桜宮橋のあたりからこの商店街までは徒歩15分ほど。その際もお立ち寄りいただきたいです。
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https://www.youtube.com/@tenjin2222/
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