「日本一長い商店街」の中心、飲食店がずらり
「大阪三大商店街」の一つに数えられている天神橋筋商店街。天神橋一丁目から七丁目まで続き、その長さはなんと南北およそ2.6km。地下鉄の駅3つにまたがっており、「日本一長い商店街」として知られています。
天神橋筋商店街はいくつかのエリアに分かれていて、ちょうど真ん中あたりに位置するのが天神橋筋四番街商店街です。南から入るなら大阪メトロ扇町駅すぐ、北から入るならJR天満駅すぐです。
アーケードの入り口には、テントウムシのモチーフがあります。「点が四つ」で「てんよん」。愛称である「天四(てんよん)」を表しています。
アーケードには、飲食店を中心に100軒以上もの店がずらり。気軽に「粉もん」や麺類が楽しめる店、寿司店や居酒屋など実に多彩。
そして全国展開のチェーン店もあれば、店主が一人で営む個性的な店もあり、さまざまなグルメが楽しめます。
ちなみにこのあたりは、地元で「天満の天神さん」として親しまれている大阪天満宮のお膝元。門前町として発達してきた歴史を持ちます。夏になると大阪天満宮で行われるのが、日本三大祭の一つである「天神祭」。
同商店街では、近隣の商店街と共に、女性だけでおみこしを担ぐ「天神橋ギャルみこし」(正式名称:天神祭女性御神輿)を出し、名物となっています。おみこしが登場するのは、祭の前日。商店街と大阪天満宮の間、往復およそ4kmを元気に練り歩き、夏の熱気に負けない盛り上がりを見せます。
住所 |
〒530-0041 大阪市北区天神橋4-5-13 |
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インフォメーション
所属店舗
商店街インタビュー
天神橋筋四番街商店街を普段から利用してくださる方に楽しんでもらうため、そして遠方からも遊びに来てもらえるように、さまざまな取り組みを行っています。各店舗が特価品・おすすめ品を商店街の中央にずらっと並べたワゴンで売り出す「わごん市」、十日戎に合わせて開催する「戎市イベント」、年末の大売り出しなどが恒例となっています。また新しい取り組みとして、今年の6月にJR天満駅前に特設リングを設置し、大阪プロレスによる試合を行いました。
感染対策に取り組みながらも、取りやめになっていたイベントを再開できるよう努力しています。今年の8月21日(日)は、徳島県関西本部などと協力して「天神天満阿波踊り」を開催します。誰でも踊りに参加することができますので、ぜひお気軽にいらしてください。天神祭の花火や船渡御、ギャルみこしなどは中止が続いていますが、当商店街が担当する獅子舞と笠踊りは、再開に備えて練習を継続しています。また、今年8日4日(木)の関西コレクションでは、天神祭ギャルみこしがステージで巡行する予定です。
近年は特に物販店の数が少なくなっています。通販をする人が増えているのでしょうが、お互いの喜ぶ顔を見て言葉を交わす商いというものは、これからも残していきたいですね。ただ、想いの強さだけで残せるものではありません。新しいイベントや取り組み、新しい仕組みの開発などで、店舗同士で共に助け合う「共助」を推し進めていきたいと考えています。物販店も飲食店もお客さんを喜ばせながら繁盛する、そういう商店街を目指しています。
天神祭やギャルみこしなどをきっかけに天神橋筋商店街を知ったという人は多いと思います。ただ、天神橋筋四番街商店街としての知名度は、まだまだであるように感じています。当商店街を含め、一丁目から七丁目までの各商店街の独自の取り組みをさらにアピールしていき、オリジナル性でもお客さんを楽しませていきたいと考えていますので、ホームページやSNSで情報をチェックしてみてください。現在は、タレントさんのトークショーや子ども向けイベントを考案中です。
商店街おすすめスポット
子どものための施設「キッズプラザ」は遊具も充実していて、楽しいですよ。2022年には来館者が1,000万人を突破したということで、商店街にもタペストリーを飾ったり、割引券をお渡ししたりと、コラボレーションを行いました。2023年の天神祭では、商店街が実施している獅子舞と傘踊りをキッズプラザで披露し、お互いの商売繁盛を祈願。今後も、キッズプラザのオリジナルグッズを商店街で販売するなど、さまざまな形でつながっていきたいです。
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