古墳群が点在する街の青空商店街
大阪メトロ御堂筋線の始発であり、南海高野線・泉北高速道路と連絡する中百舌鳥駅。梅田駅やなんば駅へ乗り換えなしでアクセスできる、利便性の高い駅です。一方で、なかもずといえば有名な古墳群が点在することから、歴史の宝庫としても知られています。
通称「ナカモズタイコストリート」と呼ばれている中百舌鳥駅前通商店街は、駅の東側の踏切から、南側の国道310号線までをつなぐ形で、約400mにわたって広がっています。
飲食店を中心に、美容室・スーパー・酒店・クリニック・薬局・質店・タバコ店など、30を超える暮らしに欠かせない店舗が集結し、買い物客で日々にぎわっています。最大の特徴は、アーケードがないこと。道幅も広いので、明るい青空の下、のんびりとお買い物を楽しめます。そんな同商店街らが主催する「なかもずフェスティバル」は、なんと30年以上も続いている人気のイベントです。
コロナ禍にあった令和2年(2020年)11月には、コロナ感染対策を徹底し、お客様が安心して来場できる環境を整え、無事に開催できました。
商店街の近くには、創建が6世紀ごろと伝わる古社・百舌鳥八幡神社があります。毎年秋に開催される「月見祭り」では、勇壮華麗なふとん太鼓と呼ばれるお神輿が街を練り歩き、なんと10万~15万人の人出があるとのこと。商店街もお祭り仕様に早変わりして、大いに盛り上がります。
住所 |
〒591-8023 堺市北区中百舌鳥町5 |
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SNS |
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インフォメーション
商店街インタビュー
中百舌鳥駅前で毎年11月に開催している「なかもずフェスティバル」というイベントです。ステージでは、地元のミュージシャンによる演奏をはじめ、小・中・大学の部活やスクールによるダンスの発表、吹奏楽の演奏などが披露され、大いに盛り上がります。私ども商店街の飲食店も10店舗ほどブースを出して、バラエティ豊かなお料理をリーズナブルに提供しています。例年、地元の方を中心に、のべ500人ほどのお客様が集まり、大変にぎやかですよ。
「アートな商店街」をめざした取組みを発展させていくことです。昨年は、数軒の店前にある灰皿をラッピング。秋の「月見祭」で商店街を練り歩く「ふとん太鼓」というお神輿を描きました。QRコードも付いており、読み込むと商店街の情報を発信するInstagramと公式HPにつながります。こういった仕掛けをお店の壁やシャッターなど街の至るところに増やして、遠方からも来ていただけるきっかけにしていきたいと考えています。
「ふとん太鼓」の形をした街路灯と、「ふとん太鼓」を描いた電子看板です。特に夜は灯りがともり、情緒がありますよ。近隣の歴史スポットも一押しです。商店街の外れには江戸時代、米・酒・綿などの取引でにぎわった「西高野街道」という幹線道があります。さらに、商店街から約600mほどの場所には「ニサンザイ古墳」という、全国で7番目の大きさを誇る前方後円墳も。ぜひ歴史散策に訪れ、商店街にも立ち寄っていただきたいですね。
中百舌鳥駅前は大阪メトロ御堂筋線、南海電鉄高野線、泉北高速鉄道と、3つの鉄道路線が集まる便利な場所です。駅北側は開発されて都会的な街並みになっていますが、中百舌鳥駅前通商店街のある南側は昔ながらの面影が残り、ユニークなお店が並んでいます。飲食店の中には行列ができる有名店も多く、焼鳥にラーメン、とんかつ、中華と、お腹も心もいっぱいに満たしてくれる自慢の店ぞろいです。ぜひお食事や、お気に入りの一軒を探しにお越しください。
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