牧野愛する商店会

楽しく学びになるイベントで地域に貢献し、暮らしとつながる商店会　

　牧野愛する商店会は、京阪牧野駅前を中心に、牧野エリアにお店を構え約50店舗が参画する商店会です。
　前身である牧野駅前商店街の歴史は古く、戦後から枚方市の中心地として賑わってきました。しかし、大型店の出現やスーパーの台頭で客足が減り、大学の移転も重なって、約12年前に商店街は一度解散。その意思を受け継いで牧野界隈を盛りあげようと、2016年に新たに発足したのが牧野愛する商店会です。

　牧野愛する商店会には飲食店15軒をはじめ、サービス業、福祉事業者、文化事業者などバラエティ豊かな店舗がそろいます。さらに、地域の方に喜ばれるイベントも数多く開催しています。
　毎月第一土曜日の朝には、商店会主催で牧野駅前のゴミ拾いも実施。牧野高等学校の学生のほか、多い時には60人ほどが参加することもあります。 街がきれいになるのはもちろんですが、活動を通して地元愛が深まり、子どもへの教育にもつながると、地域に歓迎されています。

インフォメーション

イベント

2024年10月17日

10/27(日) 「第12回 まきの市 ハロウィン in まきの2024」

イベント

2024年10月03日

10/13(日)「きてね、枚方。」

イベント

2024年09月13日

9/25(水)「第22回牧野健康・長寿セミナー」

イベント

2024年08月08日

8/24(土)〜25(日)「第39回 サマーフェスタ in まきの 2024」

商店街インタビュー

商店街の取り組みや力を入れていることは何ですか？

　毎年8月に2日間開催する「サマーフェスタ in まきの」というイベントです。牧野駅前周辺の道路を歩行者天国にして、そこに約100軒の夜店が並びます。ステージでは、バンドや歌手、ダンスチームが華麗なパフォーマンスを入れ替わり披露。昨年は約２万人ものゲストが訪れ大いに盛り上がりました。 10月末には、「まきの市・ハロウィン in まきの」というハロウィン＆マルシェイベントも開催。子どもたちが仮装して練り歩き、各店舗でお菓子をもらうスタンプラリー、仮装コンテストなど、たくさんの親子連れが参加されています。

商店街がこれから取り組んでいきたいことはなんですか？

　一つは、高齢者向けの健康・長寿セミナーです。3ヶ月に一度、医師やスポーツトレーナーといった専門家に来ていただき、健康へのアプローチや心身のセルフケア方法などを教えていただいています。現在枚方市では約3割が65歳以上の方となっており、健康寿命を伸ばすことは、社会貢献にもつながると考えています。もう一つは、音楽祭や映画上映といった文化事業です。2024年1月にはニューイヤーコンサート「第１回枚方いやしの音楽祭」を開き、約300人以上の方が鑑賞に訪れました。

お気に入りのスポットや一押しスポット、風景などがあれば教えてください。

　桜の名所として知られ、枚方八景の一つである「牧野公園」や、本殿が重要文化財に指定されている「片埜（かたの）神社」は自然が豊かで、観光スポットとしてもおすすめです。　　 商店会のお店では、ふわふわしっとり食感がやみつきになるバウムクーヘン専門店「タムタムバウムクーヘンファクトリー」、リーズナブルな価格で上質な和牛を提供している「黒毛和牛 田蔵」、手づくりパンの名店「ボンフェスタン＆ひらくや」、有機野菜をふんだんに使用したお料理が人気の「Café Arbre」に行ってみていただきたいと思います。

読者に向けてのメッセージをお願いします。

　商店会には福祉施設が多くあり、誰もが楽しく暮らせる街をめざしています。就労継続支援B型事業所「あい・ふぁ～む」では、無農薬の畑で障がいや疾患をお持ちの方に働いていただき、自立をサポートする農福連携の取り組みを行っています。ほかにも、ご高齢の方向けの健康・長寿セミナー、お子様向けの「子ども店長まつり」やハロウィンイベントと、幅広い年齢の方に喜んでいただけるイベントを開催。牧野界隈の通りに活気を取り戻すべくがんばっていますので、ぜひ訪ねてみてくださいね。