地域の暮らしと、祭りの盛りあがりを支える3つの商店街

 大阪市と和歌山市の中間あたりに位置する貝塚市。そんな貝塚市の南海貝塚駅をぐるりと囲むように広がっているのが、海塚商店街振興組合・貝塚中央商店街振興組合・姫松商店会が運営する3つの商店街です。
 1963年に振興組合が発足した海塚商店街は、貝塚駅東出口すぐの一帯に広がり、菓子店・金物店・肉店・米穀店・果物店・酒店などがそろっています。10月上旬に開催される「だんじり祭」のだんじり曳行ルートでもあり、祭の期間中はふだんのお客様に観光客も加わってにぎわいます。

 貝塚駅西出口を出て、正面に見えるゲートを起点に広がるのが貝塚中央商店街。1947年に発足した「駅下り商店街」の流れを汲み、1964年に振興組合として活動を開始しました。この商店街をルートの一部とするのが、7月に開催される「太鼓台祭り」の太鼓台(ふとん太鼓)です。
 太鼓台を担いだ練り歩きは、姫松商店会でも披露されます。貝塚駅から北西徒歩5分ほどのところにある中町通り沿いや、府道204号沿いに店舗が点在する姫松商店会。コンビニ、ホテル、雑貨店、肉店といったお店がそろっています。
 関西国際空港にも近い立地柄、外国人観光客も増えている貝塚駅周辺エリア。地域の人々の暮らしを支えるとともに、国内外から貝塚市を訪れる観光客を、力を合わせておもてなししています。

住所

〒597-0083大阪府貝塚市海塚1

Web

https://www.kaizuka-syouten.com/access_umizuka.html

商店街インタビュー

商店街の取り組みや力を入れていることは何ですか?

 戦国時代の岸和田城攻防戦で、敵方に墨を吹きかけ城を守った蛸の伝説と、菓子店の先代店主が、「坊主(男子)がほしい」との思いで名付けた銘菓「たこぼうずもなか」や、早朝に仕入れた鮮度抜群の肉が人気の鶏肉店、高齢のお客様向けに送迎サービスを実施している衣料店。こうしたこだわりの商品・サービスを提供する店舗を有する3つの商店街には、地域はもちろん、遠方からもお客様が来られます。年末には、お買い物に対してスクラッチカードをお渡しする取り組みも。スクラッチの景品は、貝塚市の観光大使を務める演歌歌手・神野美伽さんの歌謡リサイタル招待券など、地域や貝塚市出身の方を応援する内容にしています。

商店街がこれから取り組んでいきたいことはなんですか?

 街路灯や防犯カメラの設置などを通じて、地元の方の安心・安全に貢献できているのでは、と思っています。これから、商店街の活気につながることなら、何でもチャレンジしていきたいですね。各商店街の通りを、一度通れば何度でも通りたくなる、そんな通りにできれば。大阪・関西万博は、よいきっかけだと考えています。まずは3つの商店街それぞれの通りを、万博仕様ののぼりで飾って、にぎわいの創出につなげていきます。

お気に入りのスポットや一押しスポット、風景などがあれば教えてください。

 貝塚駅の西側一帯に広がる寺内町です。戦国時代、願泉寺を中心につくられ、現在も江戸後期から明治、大正、昭和、各時代の伝統的な町家が多く残っています。国の登録文化財に指定された住宅が13軒もあり、町歩きにもぴったり。そういったイベントで来られる方もよく見かけます。長屋をリノベーションしたおしゃれなカフェや食堂で休憩もできますよ。

読者に向けてのメッセージをお願いします。

 情緒あふれる寺内町があり、夏は「太鼓台祭り」、秋は「だんじり祭」で盛りあがる貝塚駅周辺エリア。観光にお越しの際は、私たちの商店街も回って、昔ながらの雰囲気を味わっていただければ嬉しいですね。人懐っこくてお世話好きの店主たちにもぜひ会って、お話ししてみていただきたいです。

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