平野宮町商店会

　JR平野駅を下車し、南東方面へ約200m進んだところにあるマンション「メガロコープ平野」。その1号北棟の外周部分に集まるお店で構成されているのが平野宮町商店会です。メガロコープ平野は４棟ある集合住宅で、大阪万博が開催された1970年に建設されました。平野宮町商店会は、そんなマンション住民の生活を支えるため、1974年に結成された商店会です。
　現在は、喫茶店、寿司店、整骨院、理容室、ペットショップ、レディースファッション店といった店が軒を連ねており、マンションで暮らす方はもちろん、近隣住民の方も頻繁に利用しています。

　平野宮町商店会がある平野区は歴史的にも古く、中世以降、「平野郷」と呼ばれ、堺と並ぶ環壕自治都市として栄えました。寺社仏閣が多く、商店会から徒歩すぐのところには、だんじり祭りで知られる杭全神社、南に徒歩6分ほど行くと大念佛寺があります。
　商店会も、毎年7月11〜14日に行われる杭全神社の夏祭りへ協賛するほか、5月1〜5日に行われる大念佛寺の万部おねりにも宣伝の協力をしています。
　また、平野本町通商店街・平野中央通商店会・平野南海商店街とともに「あかる姫まつり」を行ったほか、長吉中央商店街とは「古代市」も開催しました。同じ平野区にある商店街・商店会と手をとりあい、歴史ある平野の地を盛りあげながら、住民の暮らしを50年近く守ってきた地域密着型の商店会です。