砂川駅前商店街・「月化粧ファクトリー」
2秒に1個売れている、”みるく饅頭「月化粧」”。北海道産の2種類のいんげん豆「大手亡」と「白金時」をブレンドした白餡に卵黄・練乳・バターを加えてつくった「みるく餡」を、生地で包んでしっとり焼き上げたお菓子です。
そんな月化粧の美味しさのヒミツと製造工程を見学できる施設が、大阪府阪南市にある月化粧ファクトリー。
シアターで月化粧の誕生物語などを予習したら、いよいよ工場見学へ。
まずは自慢の「みるく餡」を生地で包む「包餡」の工程。1時間に3,600個のお饅頭を包める機械を2台用意して、人気の味の供給を支えます。
次は焼く工程です。オーブンの温度は当日の気温や湿度にあわせて微調整。月化粧の表面に、きれいな焼き色がついていく様子を観察できます。
焼きたてアツアツの月化粧は、中心温度が60℃になるまで冷やします。冷やしすぎると表面が乾燥し、熱すぎると包装した時に結露が出てしまうため、最後まで丁寧にチェックします。
包装・箱詰め工程まで見学したら、お待ちかねの試食タイム。ほんのり温かい焼きたての月化粧は、いつも以上にふんわりとろり。コーヒーやほうじ茶などともよく合います。
試食の後は、お菓子の神様がいらっしゃる菓祖神社をはじめ、月化粧をつくっている会社・青木松風庵の歴史や、お菓子の素材を紹介しているエリアへ。青木松風庵創業時に使っていた餡練り機など、興味深い資料がそろっています。
見学を終えたら、月化粧ファクトリーに併設されたお店でお買い物も楽しめます。美味しい香りに「家まで我慢できない!」という方は、2階のイートインスペースを利用なさるのとのこと。見学とお買い物、「楽しい!」がたくさん詰まったファクトリーです。