粟生ショツピングセンター・小野原商店会・「勝尾寺」
箕面市にある勝尾寺は、約1300年前の奈良時代に建立された高野山真言宗のお寺です。
山門をくぐり、弁天池のきらめきを眺めつつお清め橋を渡って参拝へ。
春は桜、秋は紅葉と、境内では四季折々にあざやかな風景を楽しめます。どこを見ても美しく、いつでもゆったりとした空気が流れています。
本堂へ向かう途中には、「弁財天社」「一願不動堂」「三宝荒神堂」「多宝塔」などの参拝スポットも。
特に人気なのが「勝ちダルマ奉納棚」。大小さまざまなダルマがこぼれ落ちそうなほど並んでいます。勝尾寺はその名前から勝ち運の寺とされ、受験や厄除け、病気、スポーツといった、あらゆる場面で「勝つために自分に向き合う」目的で、“勝ちダルマ”を求める方が絶えません。
境内のあちこちでは小さなダルマも見られます。このダルマにはおみくじが入っていて、おみくじを引いた後、参拝客が敷地内のあちこちに飾っていくそうです。
おみくじには「吉」や「凶」がなく、今の自分に合うお導きの言葉が書かれています。QRコードを読み取ると、深い解説と、その翻訳も見られます。
こうした見どころを辿っていくと、いよいよ迫力ある本堂が。
現在の勝尾寺は、「今を生きる人のための空間」がコンセプト。このコンセプトには、「『この世に生を受けた意味』『どう生きるか』を考えつつも、『有意義な時間が過ごせた』と思ってもらえる場にしたい」との願いが込められています。
散策や参拝のスタイルは自由です。思い思いのポーズを取ったり、だるまを持ったりして、笑顔いっぱいに写真撮影を楽しむ参拝客の姿も印象的です。
勝尾寺の自由な空気のなか、心を解放して自分らしく過ごせば、明日への活力がわいてくることでしょう。アクセスは、北大阪急行電鉄箕面萱野駅から阪急バスで約20分です。