関大前商店街・「服部緑地」
鶴見緑地、大泉緑地、久宝寺緑地とともに、大阪府内四大緑地に数えられている服部緑地。府下最大級・甲子園球場の約33倍の敷地には、プールやフットサルコートをはじめとするスポーツ施設、乗馬センター、日本民家集落博物館、野外音楽堂などがあります。
バラエティーに富んだ施設に加えて、日本の都市公園100選・日本の歴史公園100選にも選ばれている環境は、ファミリーからシニアまで、幅広い年齢層の方に親しまれてきました。そんな服部緑地はいま、愛されてきた風景のよさを残しつつ、人々がより過ごしやすい空間へ変化しようとしています。
「心・体・社会が元気になる公園 Hattori Well-being Park」というテーマのもと、2023年からスタートした服部緑地の改修・整備事業。3つの「ウェルネス」を軸に、新しい施設の開業やイベントなどのコンテンツ提供が始まっています。
3つのウェルネスの1つ「心のウェルネス」は、四季折々の景観とあわせて、カフェやレストラン、温浴施設といったリラックスできる空間づくりをめざしたもの。
西中央広場のカフェ「スターバックスコーヒー服部緑地店」は2024年1月にオープンし、人気を集めています。円形花壇は2025年1月~3月にバラ園を充実させるなどのリニューアル工事を実施予定です。
2つめの「体のウェルネス」は、フットサルコートやスケボーパークを新規オープンし、さまざまなスポーツに挑戦できる機会を提供。今後、スケートボードスクールやノルディックウォーキング教室も開催されます。スケボーパークは2025年3月に営業開始予定です。
3つめは「社会のウェルネス」。体験型農園イベントでの野菜づくりや、地産地消を推進するマルシェを通して、新しいにぎわいと交流をつくりだすのが目的だといいます。
新しい施設とイベントで、魅力がさらに増している服部緑地。これまで以上に人と街、自然がつながり、人々の心がかよいあう空間になることでしょう。