名物グルメを楽しみながら、歴史ある門前町をゆったり、ぶらり巡る

近鉄石切駅には、「でんぼ(腫れ物)の神様」として親しまれ、全国各地から多くの人が病気平癒や健康祈願で訪れる石切劔箭神社がある。駅から神社へと続く参道には、飲食店や和菓子店、漬物店、土産物店、占い店など多彩な店舗が軒を連ね、古くから参拝客と地域住民の暮らしを支えてきた、石切参道商店街がある。

神社ともに商店街も発展し、参拝だけでなく、門前町ならではの人情や食文化、店主とのふれあいも受け継がれている。緩やかな坂道を進むと、両側に並ぶ店舗が自然と目に入り、昔ながらの商店街らしい温かな雰囲気を感じられる。

近年は、こうした歴史や文化を大切にしながら、新たな魅力づくりの取り組みも積極的だ。よもぎ餅やおでんといった名物グルメの開発や食を楽しみながら参道を巡る提案、多くのインフルエンサーとの連携による情報発信、2025年の関西万博に出展したナウル共和国パビリオンの移設展示など、時代に合わせた挑戦を続けている。

歴史ある門前町としての趣を守りながら、新しい世代の感性も取り入れ、地域の協力を得て進化を続ける石切参道商店街。古き良き大阪の風情と、今を楽しむ工夫が心地よく調和する商店街である。

この商店街でしか味わえない魅力とは?

石切参道商店街ならではの魅力は、「祈り」「健康」「暮らし」が自然に調和していることです。健康祈願の門前町として発展した歴史から、漢方や健康食品、占いなど石切らしい文化が今も受け継がれています。一方で、地域の人々の日常を支える店も多く、観光地でありながら生活の温もりが感じられるのも特徴です。近年はよもぎを使ったメニューや文化庁承認の石切おでんなどの名物グルメ、またインフルエンサーとの新たな企画も加わり、昔ながらの魅力と新しい楽しみ方が共存。何度訪れても新たな発見があり、ゆったりと参道の雰囲気を味わえる商店街となっています。

商店街と一緒に巡りたいおすすめスポットは?

石切劔箭神社への参拝はもちろん、参道そのものが見どころです。坂道沿いには、よもぎ餅や石切おでん、漬物など石切ならではの味覚がそろい、店先で気軽に楽しめます。天候に恵まれれば大阪平野を一望できるビアテラスや、地域の伝統文化に触れられる河内木綿はたおり工房など、門前町ならではの多彩な立ち寄りスポットも点在しています。店主との会話を楽しみながら巡れば、歴史や文化、人とのつながりから生まれる思わぬ学びなど、ガイドブックには載らない石切の魅力にも出会えるでしょう。

この街らしさを感じられるものや大切にしていることは?

コロナ禍は商店街にとって大きな試練でしたが、それをきっかけに若い世代の店主たちを中心とした新たな連携が生まれました。衛生管理への取り組みをはじめ、地域や学校、インフルエンサーなど多くの人と協力しながら、新しい魅力づくりを継続しています。食を楽しみながら参道を巡る提案や子供たちと始めた地域清掃活動なども、その積み重ねの一つです。歴史を守るだけではなく、新たな価値を生み出し続けることが、これからの石切参道商店街の大きな力となっています。

訪れる方へメッセージをお願いします。

「石切は何かいつも動いてるなあ」そんな言葉をかけられます。コロナ禍では「店を閉めたらあかん」という思いを共有し、若い店主たちを中心に商店街全体で協力体制を築きました。その経験が土台になって、新たな魅力発信が継続し、石切つけものその他の多様な名物の開発や、食を楽しみながら参道を巡る提案、インフルエンサーとの連携企画、ラウル共和国万博パビリオンの移設展示など、挑戦は今も続いています。「石切商店街だけが元気になればいいのではなく、地域全体が盛り上がってほしい。」そんな思いを胸に、新しい石切を育み続けています。

住所
東大阪市東石切町3-3-34 MAP
最寄り駅
Osaka metro 中央線「新石切駅」
SNS
Web
https://ishikiri-sanndou.com/

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