「ええやん!大阪商店街デジタルスタンプラリー」で最も多くのスタンプを集めた3名の商店街マスター、高山 優一(たかやま ゆういち)さん、河本 利徳(かわもと としのり)さん、村上 彰雄(むらかみ あきお)さんに、 お話をうかがいました。
Q.デジタルスタンプラリー参加のきっかけは?
高山さん:アカウントを作成して1個スタンプを押したら、もっと押したくなったんです。それがきっかけでした。
村上さん:そのお気持ち、わかります。私は「街ブラ」が好きなことがきっかけですが、今回は大阪府知事賞にも惹かれました。
Q.どのような交通手段を使いましたか? 効率よくめぐるための工夫は?
河本さん:大阪メトロのフリーパスや私鉄の1dayパスなどを活用しました。どのルートで行くのがいいかをスマートフォンで調べながら、試行錯誤してめぐりました。
村上さん:私も電車です。今日は南海線で堺、明日はJRで泉州というように、エリアと電車の路線別で、その日にめぐる場所を決めていました。1日5つと目標を決めて、早朝の出勤前にも行きました。
高山さん:私は主に自転車で、遠方へ行く時は子どもと一緒に電車で行きました。
Q.商店街めぐりをするなかで、印象的だったことは?
河本さん:淀川区の商店街では美味しいコロッケに、大正区ではジューシーな豚まんに出会えました。
村上さん:私はお好み焼き店を見つけたら入るようにしていたんですが、味だけじゃなくお店の方との会話も楽しんでいました。
河本さん:グルメや会話、大阪ならではですよね。私は自分と同じく「ええやん!大阪商店街デジタルスタンプラリー」で街をめぐっている方に出会ったこともありましたよ。
高山さん:私も大阪市中央区の商店街で店をしており、飲食店さんに商品を提供しています。スタンプラリー中も、お客様である店舗さんにうかがいました。夜に自転車を走らせて、観光地めぐりコースにある勝尾寺、箕面大滝に行ったことも印象に残っています。
Q.今回めぐってみて、商店街に対して抱いた思いを教えてください。
河本さん:美味しいお店はもちろん、天神橋筋商店街のように景観が素晴らしい商店街もあります。商店街ごとにそうした魅力をどんどん発信してもらえたら嬉しいですね。
高山さん:運営側のお手伝いをすることもありますが、商店街でそれぞれの特徴を活かしたイベントをしてくれたら、ますますの発展のきっかけになるのではと思います。
村上さん:都心の商店街は海外の人も多いですが、郊外は地元密着感が強いです。昔ながらの商店街は、地元のお客様をより大切にされているように感じました。
盛り上がった商店街マスター3名へのインタビューは、「大阪府の商店街がそれぞれの独自性を大切にしながら、今後もずっと続いていってほしい」という3名の思いが伝わるものでした。