【商店街でぷらっと旅気分】 この企画では「商店街で半日遊ぶならどう遊ぶ?」をコンセプトに、お店や周辺の観光スポットをモデルコースとして紹介します。
やるき地蔵
ララはしば商店街の南側には、商店街のシンボルでもある「やるき地蔵」が鎮座します。ねじり鉢巻きに握りこぶしでガッツポーズをつくり、お地蔵さんらしからぬ熱い気合いを漂わせています。その「やる気」にあやかろうと、お賽銭を持って毎日通う地元住民の姿も。珍しい佇まいからテレビ番組でも取り上げられ、遠方からも観光客が訪れます。石碑に刻まれた「念ずれば花ひらく」の言葉どおり、さまざまなお願い事を叶えてくれるそうです。
ぱん工房ラパン
やるき地蔵への挨拶を済ませたら、アーケードへと入っていきましょう。ララはしば商店街は、「うまいもん」の宝庫です。「ぱん工房ラパン」の一押しは、「キャベツ畑のカレーパン」。ひと口食べると、キャベツとたくあんが織りなすクセになる味が広がります。
蒲鉾・天婦羅 すえひろ
続いてのおすすめは、「蒲鉾・天婦羅 すえひろ」で創業から60年以上人気No.1の座を守る「玉ねぎボール」。コロコロとかわいらしい姿をしており、中には淡路の甘い玉ねぎがたっぷり使用されています。おかずにはもちろん、おやつにもピッタリです。
御菓子司つくし
店先に三食だんごとみたらし団子のオブジェが吊るしてある「御菓子司つくし」の逸品は、特製のスイートポテト「ぽてっとな!」。鳴門金時に白あんを練り込み、あっさりした風味でありながら素材の味わいが最大限に活かされています。
かね市商店
さつまいもつながりでご紹介したいのは、昭和30年(1955年)創業の青果店「かね市商店」で店頭販売されている石焼き芋です。なぜ青果店で石焼き芋を?と尋ねてみると、なぜか創業時から続いているとのことでした。ホクホクの焼き芋を、丁寧に折られた新聞紙に入れて渡してくれるのもうれしいです。
帰るまで待てない!というときには、商店街の東側にある橋波公園に向かい、ベンチに座ってゆっくり食べましょう。くれぐれも、お腹いっぱいで動けない、ということにはならないように注意が必要です。なお、ごみはきちんと持ち帰りを。
※おでかけの際は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策の徹底をお願いいたします。