布施商店街連絡会 自慢「フセスリフト」
近鉄布施駅から布施商店街に入り、300mほど北に進んだところにあるのが、24時間営業、店員不在で会計を券売機で行うユニークな古着店「フセスリフト」です。
取り扱っているのは、輸入販売会社で買い付けたイタリアとアメリカのメンズ・レディース古着。店主の松田龍海さん自身が毎年6回ナポリで、アメリカでは常駐するスタッフが1年中、それぞれ買い付けを行っているそうです。月に数トンから十数トンという古着をコンテナで輸入し、そのうちの一部がフセスリフトに運ばれます。
「毎日新商品が入るので、毎日通ってくれるお客さんもいます」と松田さんは言います。若者だけでなく、夜中にお酒を飲んだ帰りのお客さん、カジュアルな古着店では珍しい60代、70代のお客さんが服を選んでいる光景は、フセスリフトならではのものです。
フセスリフトは、令和4年(2022年)5月にオープンしたばかり。当初、周囲からは苦戦を予想する声があがっていたそうですが、実際は想定の1.5~2倍の売上を記録しています。この好調を受け、年内にさらに他地域で2店舗の出店を予定しています。
価格は、フリマアプリで想定される値段の約半額に設定しています。商品はいずれもコストパフォーマンス抜群です。「普段のファッションの中にちょっとした冒険を」と、ネクタイはハイブランドのものを揃えながらすべて1,000円というサービス価格。Tシャツ、ボタンダウンシャツ、ワンピース、ジャケット、デニム、帽子、鞄などが揃い、全身コーディネートが楽しめます。