地下鉄あびこ中央商店街 自慢「プリントメイツココス/スタジオココス4」
28年前、当時28歳だった店主の笠井さんが、写真フィルムを現像するDPE専門店をオープン。そこから、スタジオ写真撮影、名刺やはがきなどの制作・印刷のほか、地元の方からの要望ではんこ製作を取り次ぐなど、「ウチでできることなら、何でもやる」という姿勢で次々と事業を拡大してきました。
特にスタジオ写真撮影は、家族の通過儀礼のたびに撮影をお願いしている地元のお客さんをはじめ、四国などの遠方からも「ここで撮影してもらいたい」と来店する方も増えているそう。
というのも、同店はSNS発信に力を入れ、お客さんから許可をいただいて撮影画像をアップ。まさに「映える」写真に注目が集まっているのは、「若いスタッフたちが頑張ってくれているおかげ」と笠井さんは言います。
また、多いときは200カットほど撮るという、驚くべきカット数の多さも人気の秘訣。「お宮参りだったら、着ぐるみの衣装なども着せ放題だったり、背景や小物も種類が充実しているから、撮影するプロセスも楽しんでもらいたい」と言います。
最近は、約30施設の保育園での出張撮影や、先を見すえてドローン事業も手掛けているそうで、ココスの勢いはますます加速中!「出張撮影先の保育園に行ったとき、昔、七五三の写真撮影をしたお子さんが成長され、そこで保育士をされてたんです。地域の皆様と一緒に、この店も成長させていただいているのを実感します。この商店街は、店主もお客さんも個性的な方が多く、商売関係なしでみんなが声を掛け合っています。そんな温かい雰囲気を、ぜひ体感しに来ていただきたいです」。