石切参道商店街・自慢「アプリで管理する安全な食」
「石切参道商店街は、石切劔箭神社(石切さん)の参道という観光地にある商店街として成り立ちました。またその成り立ちから飲食店も多く、特に「安全な食」をPRしていくことが大切だと判断しました。そこで商店街として衛生に関する国際的な基準「HACCP」(ハサップ)を取り入れ、それに沿った対応をしていくことにしました。」と語るのは、理事長の中澄史雄さん。
ただ「では具体的にどうすればいいのか」という部分で、いろいろとわからないことが多かったといいます。
「そこで、HACCPジャパン株式会社のサポートを受け、アプリ「あんしんHACCP」を導入しました。」
お店の人がスマートフォンのアプリを起動して、各項目に沿って対話形式で入力していくだけで、日々の衛生管理や項目ごとの細かく具体的な対策ができ、また記録や書類も作成できるというものなのだそうです。
「これは商店街としては、全国初の取り組みです。コロナ禍が落ち着いて観光客が戻ってくること、また令和7年(2025年)の大阪・関西万博で多くの方が大阪に来られること。そんな時に安心して食事を楽しんでもらいたい、そう考えたとき、商店街の皆さんが一致団結したことで実現しました。」
今回の取り組みで、商店街がより強くまとまったという実感があると語る中澄さん。この連帯感をとても誇らしく感じています。これこそが当商店街の自慢ですね。