粉浜商店街・自慢「コロッケ・すし工房 内山」
粉浜でコロッケと言えば「コロッケ・すし工房 内山」。メディアでもたびたび取り上げられています。看板に「純和牛専門店」とあるように、精肉店として創業し、80年近く続く歴史の長いお店です。
創業者は内山さんの祖父で、2代目の父の時代までずっと精肉店でした。しかしスーパーなど大型の小売店の進出といった時代の流れを受け、業態も変容してきました。平成29年(2017年)に3代目としてお店を継いだ内山さんは、揚げ物や惣菜を扱うデリカ店へのシフトを図りました。お店を継ぐまでは、京都の料理店などで若い頃から修行を積んでいた内山さん。その期間は、「いろいろな料理を学んで知識、技術を吸収することで自分を探す旅に出ていた」と言います。
一番人気のコロッケは、内山さんがこれまで体得してきた料理人としての技と、精肉店として受け継いできたお肉へのこだわりがコラボレーションした最高の逸品。お持ち帰りして揚げたてをすぐにいただくのはもちろん、翌日になってもおいしいんです。滑らかなジャガイモの舌触りと、優しい甘味とお肉のうまみが合わさって、食べる勢いが止まりません。他にも手づくりにこだわったカツ類の数々。食卓に並んでいたら間違いなく子どもたちも大喜びでしょう。
その他、お寿司の「うまか巻き」もおすすめです。お寿司の取り扱いを始めたのは、「コロッケやカツと一緒に買って帰ってもらって、家でみんなで食べてほしい」という気持ちからだそうです。コロッケを通じて、家族とおいしく食べる幸せを届けています。