黒門市場 自慢「まぐろや黒銀」
まぐろや黒銀は、創業18年目を迎えるマグロ専門店。季節ごとに旬のものを大阪市中央卸売市場、豊洲市場から仕入れているため、おいしい本マグロを一年中、刺身・丼・にぎりずしとして味わえます。店主である長瀬隆一さんは卸売も行っているため、品質の良いマグロが手に入りやすいとのこと。
注文を伝えると、年期の入った刺身包丁で大きなブロックから一切れひと切れ切り出してくれます。「魚の身は切って置いておくと、水分と一緒に旨みが出ていってしまうんです」と長瀬さんが教えてくれます。
創業以来一番人気を堅持しているのが「三色丼」。あたたかいご飯の上に大トロ、中トロ、赤身が2枚ずつ盛られ、さらにネギトロ、イクラまで追加されています。醤油を垂らしてひと口食べると、脂の乗った大トロが舌の上で溶けだします。中トロ・赤身と交互に口に運ぶと、もう箸が止まりません。ペロリと食べられるのに、胃袋は大満足。
三色丼と双璧を成すのが、「赤身・トロ丼」です。赤身とトロ、それにイクラがふんだんにご飯に盛られており、こちらは特に日本人観光客に人気が高いそうです。
小腹を満たしたいときには、にぎりずしがおすすめ。一貫から注文が可能で、大トロ・中トロ・赤身はもちろん、希少部位であるカマトロなどが楽しめます。
店先に設置されたカウンター、店内でのイートインも可能です。お茶が用意されていますが、なんと飲み物の持ち込みがOKとのこと。おいしく、楽しく、気前のいいまぐろや黒銀を、ぜひ一度訪れてみてください。