大阪市中央区の船場センタービルで、大阪・関西万博を契機とした取り組みとして、子ども向けの絵画コンテスト「せんびるこどもミュージアム」が開催されました。未就学児から中学生までの93点の作品が集まり、世代を越えた交流の場となりました。

この取り組みのきっかけは、ビルと万博の深いゆかり。55 年前の 1970 年、大阪万博に関連してビルが建設され、そして2025年、ちょうど 55 年後に関西万博が開催される運命的なタイミング。このつながりを活かせないかと、ビルの区分所有者の方々による検討が進められてきました。

「ビルの歴史とともに万博の魅力を子どもたちに伝えたい」「未来を担う世代に対して、万博を通じた思い出を残したい」そうした思いから、絵画コンテストの開催が決まりました。
募集にあたっては、大阪市内での告知を実施。せんびるこどもミュージアム事務局が地域の幼稚園や小学校に直接電話やチラシで呼びかけた結果、多くの応募が集まりました。選定には区分所有者の方々に加え、大阪科学技術館や協賛企業も審査員として参加し、地域の知見を結集させています。

12 月初旬の表彰式では、船場センタービル内を巡るイベントも実施。館内の 3 箇所に展示された優秀作品を観るために、家族連れや初めてビルを訪れた人の姿も多く見られ、普段とは異なる活気に包まれました。地下鉄への出入口付近での展示が功を奏し、多くの来館者が立ち止まって作品を鑑賞。多くのメディアにも掲載され、地域全体での万博機運の醸成に貢献しました。
