大阪・関西万博のオフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」を歌う、音楽デュオのコブクロ。黒田俊介さんと小渕健太郎さんの出会いの場所は、堺銀座商店街だったそうです。1998年にコブクロを結成し、堺銀座商店街で路上ライブを行っていた黒田さんと小渕さんは、今でも原点としてこの街を大切に思っています。

コブクロ結成25周年記念の際には、「商店街に恩返しをしたい」と、黒田さんが発起人となって1年間限定の焼肉サンドのテイクアウト専門店がオープンしました。お店の名前は、コブクロの結成記念日から取った「九月八日」。初日からコブクロファンが大勢訪れたといいます。

堺東商店街連合会も開店当初から、行列整理などを行って「九月八日」を支援。コブクロと連合会との間には自然と協力体制ができ、コラボ企画も立ち上がりました。その一つが、コブクロの新曲「THIS IS MY HOMETOWN」のミュージックビデオ撮影です。故郷への想いが詰まった曲を商店街で歌ったり、街の人々とふれあったりする2人の姿が公開撮影されました。

商店街には2人の足形モニュメントも設置され、2025年7月26日に行われた除幕式には、万博のキャラクター・ミャクミャクがサプライズ登場し、黒田さん、小渕さんを喜ばせていました。

こうした盛り上がりを見せた堺東商店街連合会は、今後も店を続けてほしいとコブクロに嘆願。2025年8月、堺東のイベント「ガシバルプラス」で黒田さんが「ここは僕にとってかけがえのない場所。『九月八日』は存続します」と宣言し、一時閉店を経てお店は営業を継続することになりました。