古くからの電気街であり、現在はアニメやゲーム、トレーディングカード関連商品などを扱うホビー店が集まる日本橋筋商店街(でんでんタウン)。

2025年2月のメインストリートには、大阪・関西万博を応援するのぼり旗が100本、ずらりと並びました。のぼり旗には、万博公式キャラクターのミャクミャク。赤と青のテーマカラーがはためき、通りは一気に華やぎました。

のぼり旗を掲げた背景には、いつも商店街を支援いただいている大阪府や大阪市などの行政への感謝の想いがありました。
「日本橋筋商店街が、大阪を代表するポップカルチャーの街であり続けられることへの恩返しの気持ちを込めて、万博を積極的に応援したいと思っていました」と、日本橋筋商店街振興組合の野村正則理事長は話します。

のぼり旗の掲出は約2ヵ月間でしたが、万博会期期間中は、いつも以上に外国人観光客も増えていたといいます。野村理事長によると、「海外の方が両替に訪れる日本橋総合案内所でも、ミャクミャクのウェットティッシュなどのグッズを配り、とても喜んでいただきました」。

大阪・関西万博は終了しましたが、日本橋筋商店街エリアをはじめ、大阪には多くの外国人観光客が訪れています。今後は、商店街とメーカーが連携して実施する、アニメやトレカのキャラクターとのプロモーション企画も控えているとか。

ポップカルチャーを世界へ発信し、商店街はもちろん大阪全体を盛り上げたい。
商店街の想いは、これからも変わりません。