「でんでんタウン」の名前でも知られる日本橋筋商店街を中心に、2005年から開催されている「日本橋ストリートフェスタ」。2025年は5月18日(日)に開催されました。
第18回を数えるこのイベントは、日本最大規模の日本橋コスプレ祭が行われることでも有名です。当日は『進撃の巨人』の主人公、エレンに扮した大阪市の横山英幸市長やミニオンに扮した武市佳代浪速区長、大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクも駆け付けてコスプレパレードを先導し、おおいに盛り上がりました。
「22万人の方にご来場いただきました」と、ご自身は『仮面の忍者』の赤影に扮して参加した日本橋筋商店街振興組合の野村正則理事長。コロナ禍で中断したのち、5年ぶりとなる2024年に「日本橋ストリートフェスタ」は復活。
大阪・関西万博の開催期間と重なった2025年は、ミャクミャクのコスプレイヤーが増え、さらにイベント復活を機に初めてコスプレに挑戦する参加者や、コスプレイヤーを撮影するために訪れる観客も増えて、にぎわいを取り戻しつつあります。外国人観光客が戻ってきたことに加えて万博の開催も後押しとなり、海外からの来場者の多さが見て取れました。
野村理事長は、「コスプレをしてパレードに参加するインバウンドの方も何人かいらっしゃいましたね。人種や言葉の壁を越え、趣味を楽しむ皆さんが仲良く集うイベントになりました。ホビーの街としての役割を果たすことができて、嬉しく思います」と、話してくださいました。