大阪難波・御堂筋沿いに建つnamBa HIPS(ナンバヒップス)から法善寺へ延びる東西約200メートルの南地中筋商店街。人々が行き交うにぎやかなエリアから、静かに街を見守る「水掛不動尊」がある法善寺エリアまで、いくつもの顔を持つ商店街です。
2024年10月5日に開催された秋祭りでは、南地中筋商店街の飲食店はもちろん、近隣の商店街もブースを出店。「スーパーボールすくいは初めて」というインバウンドの方を含め、おおいに盛り上がりました。
お祭りの会場には、ミャクミャクが描かれたのぼりやポスターなどを飾った「EXPO 2025 大阪・関西万博」のブースも。「EXPO」の文字が入ったウェットティッシュをインバウンドの方を中心に配布して万博をアピールし、同時に大阪・関西万博や大阪に関するアンケートも行いました。「2025年の大阪・関西万博を知っていますか?」との質問には、アンケートを受け取った約半数が「知っている」と回答したそうです。
「海外で万博が開催される時、私たちはその情報を詳しくは知らない傾向にあります。それを思えば、大阪・関西万博は、海外の方にかなり知られているのではないでしょうか」と、南地中筋商店街理事長の真鍋知秀さん。
万博をきっかけに、もっと多くの日本の方に大阪を訪れてほしい。インバウンドの方にも、もっと楽しい体験をしてほしい。そうして、たくさんの方に良い思い出を持ち帰っていただきたいと語ります。
まちづくりの団体などと連携して、万博の機運盛り上げに熱心な南地中筋商店街。
真鍋さんは、「一つの商店街では微力ですが、お互いに協力しあえるチームなら、できることが広がります。点ではなく、面の力で引き続き盛り上げていきたい」と力強く語ってくれました。