難波センター街商店街•なんば南海通商店会•ミナミ千日前商店会・「大阪ぼてぢゅう本店」
お好み焼き、たこ焼き、うどんなど、小麦粉を主な材料とする料理の総称である「粉もん」。なかでもお好み焼きは、ジュウジュウという音と、香ばしいソースの香りがたまらないグルメです。
食べるだけでも大満足のお好み焼きづくりを体験できる店が、1953年創業の老舗「大阪ぼてぢゅう本店」です。
南海難波駅から徒歩すぐの場所にある大阪ぼてぢゅう本店は、1階と2階があり、カウンターとテーブル席を合わせると100席ほど。
プロが教える人気の「お好み焼き体験道場」は原則予約制で、平日の11時または13時スタートで開催しています。
まずは専用の粉や鶏がらスープ、切ったキャベツの計量から始めます。こうした材料と玉子を合わせた生地を、空気を含ませるようにスプーンで混ぜ合わせるのが美味しいお好み焼きづくりのコツだといいます。
プロの指導のもと混ぜ合わせた生地を熱くなった鉄板に流し、タイミングを見てひっくり返します。ここで使うのが大きな2つのテコ。テコを使ってきれいにひっくり返すコツも、しっかりと身に付けられます。
お好み焼きを焼く時は、慌てず・急がず・押さえつけず、4回ひっくり返して、約20分じっくり焼くのがぼてぢゅう流。
焼きあがったお好み焼きの、仕上げの決め手はソースです。3種類のソースから好みの味を選び、かつおぶしやマヨネーズをかけたら完成。外はカリッと、中はふんわり、自分がつくったお好み焼きは、美味しさもひとしお。
体験が終わった後に「免許皆伝認定証」がもらえるのも、観光の思い出にぴったりです。プロの技を学びつつ、老舗の味も楽しめる体験道場、チェックしておきましょう。