[池田市]店主と学生と住民が三位一体となってチャレンジし続ける商店街阪急宝塚線「石橋阪大前駅」からすぐコロナ禍で各地でイベント中止が相次ぐなか、事前申し込みやリストバンドを使った人数制限といった感染予防対策を行ったうえで夏祭りを実施するなど、商店街主催の画期的なイベントが盛りだくさん。そういった活動ができるのは、2005年頃から始まった、〝商店街のおっちゃん・おばちゃん〟と大阪大学の学生による団体〝石橋×阪大〟の力が大きい。「みんな失敗を恐れず、なんでもやってみようという精神。それが勢いある街の魅力に繋がっていると思います」と、事務局の浅田さん。次世代のアイデアを受け止め、地域活性の拠点として商店街が大事な役割を担っている。A池田市石橋Jhttps://www.ss-ishibashi.jpK@ishibashi.shoppingstreetL@100046602054158M@isibasi_ohako 石橋商店街 全300軒課題はまだありますが前進あるのみです!石橋商店会事務局 浅田 圭佑さん休憩スペースやPOPUP出店の場所として使われる[くるる石橋]。阪大生が商店街で出店したり、イベントを行う「おはこ文化祭」や、売れ残った商品を阪大生が代理販売する「石橋夜市」など、阪大生とのさまざまなコラボイベントを実施。地域の子どもたちも楽しめるよう工夫を凝らし、商店会も全面的に協力して集客&認知度アップを図る。「がんがら火祭り」は粒餡・こし餡のほか、季節限定の餡も。イートインできる茶屋もあり。07インスタントラーメン誕生の地、池田市ならではのマンホールも♡能勢街道の看板を背に風情ある赤い橋は石橋商店街の象徴的な場所。3代続く和菓子屋さんは大阪池田銘菓の生みの親御菓子司 松家本舗池田市の夏の風物詩「がんがら火祭り」をモチーフにした銘菓は、求肥と餡をふわふわの生地で包んだ逸品。そして店主の松家光史さんは、浅田さんと共に街を盛り上げる商店会の会長も務めている。「若い人のアイデアは、商売をするうえでもいい刺激になります」。駅前から北側の赤い橋通りの入口には箕面川に架かる赤い橋がある。毎月18日には各店舗の十八番がお得に楽しめる「おはこ市」を開催。FacebookYouTube人と人、人と商店街を繋ぐ人情あふれるお風呂屋さん平和温泉前の経営者から先々代が引き継ぎ、天然の地下水を使用したやわらかい湯で人々を癒やし続けること60年。リニューアルしながらも富士山アートや脱衣所の摺りガラスなど銭湯らしさを残し、池田市民限定割引も取り入れて、石橋商店街に息づくお風呂文化を今に伝える。InstagramHPTwitter 店と人の出合いを創出する阪大生とのコラボイベント■飾北斎の富嶽三十六景のモザイクタイルアートや金魚のタイル絵を、広い湯船につかりながら眺めて。
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