[大阪市住之江区]世代交代した店主たちがここにしかないオンリーワンの魅力を発信南海本線「粉浜駅」・「住吉大社駅」からすぐグ『こはま日和』の開設やSNSを使った情報発商売繁盛の神様を祀った住■大社の西側、南北350mに八百屋、花屋、魚屋…と、暮らしに寄り添う100以上もの専門店が軒を連ねる。昭和風情漂う商店街の魅力をもっと多くの人に知ってもらうため、理事長の井川さんを筆頭に4代目、5代目の店主たちが中心となってブロ信を始めた。「来てもらうきっかけづくりとして、ここにしかないおいしいもの、いいもの、そして街全体の情報の発信に力を入れています」。空き店舗を活用したチャレンジショップなど新店の誘致も積極的に行い、遠方からでも訪れたくなる商店街作りに邁進中だ。住■大社の参拝に訪れる人が立ち寄る観光スポットとしての一面も。粉浜商店街振興組合理事長 井川 清さん06毎月最初の辰の日には「はったつ市」を開催商売繁盛・家内安全を祈願する住■大社の「初辰まいり」に合わせて、参詣客に立ち寄ってもらおうと1990年からスタートした「はったつ市」。各店お得な商品やサービスを打ち出し、毎月多くの買い物客で賑わう。また、年2回「¥100商店街」と題したイベントも開催中。A大阪市住之江区粉浜Jhttp://www.kohama-shoutengai.comL@shoutengaikohamaM@gogokohama @粉浜商店街 全104軒FacebookHPLINETwitter1910年創業の[井川とうふ店]は、昔ながらの製法で味を受け継ぐ。まるで着物のギャラリー⁉個性■れるアートな呉服店こころや美術大学卒業後、インテリアデザイナーなどの経験を経てお店を継いだ5代目の名倉克典さん。昔からの贔屓客を大切にしつつ「呉服屋の敷居の高いイメージを変えたい」と、独自の審美眼で各地を回ってセレクトした、個性的でカジュアルな着物や帯留めが並ぶ。ここにしかないとっておきのアイテムも。近隣住民の台所としての役割も担い、常に活気に満ちている商店街。Web販売・サブスクで粉浜から全国へ“おいしい”をうしや精肉店3代目の福山雅之さんから4代目の貴生さんへと、まさに世代交代中の精肉店。1933年の創業以来「店主が本当においしいと思う肉を届ける」をモットーに、稀少な伊賀牛や熊本艶ポーク、ジビエなども取り扱う。貴生さんが新たに始めた、お肉の定額制サービスも話題に。住吉大社駅側の入口を見守るように「出世地蔵尊」が祀られている。 南海本線粉浜駅から住吉大社駅までの1駅区間をアーケードが繋ぐ。大学の同級生、[騎西屋(きさいや)] 関口まゆみさんが彫金で生み出す帯留めコレクションも必見。静岡県で飼育されたハンガリー原産のマンガリッツァ豚を使用した、自家製のローストポーク。個店が専門分野を掘り下げています
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